CVIM2019年5月研究会 募集要項(第217回)

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               CVIM/PRMU2019年5月研究会 募集要項(CVIM第217回)
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【5月の論文募集】 次の2種類の論文を募集します.
(1) 『一般セッション』
(2) 『テーマセッション』
(3) 『卒論セッション』
(4) 『D論セッション』

* 電子情報通信学会PRMU研究会と連催となります.
* ディスカッションセッション形式での発表を希望する場合にはPRMU研究会より申し込みをお願いいたします.

日時: 2019年5月30日(木),31日(金)

会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟101,102

住所: 東京都渋谷区代々木神園町3-1

交通案内: https://nyc.niye.go.jp/category/access/
https://goo.gl/maps/rudoUPTZFNJ2

会場連絡先: 柳井啓司 (電通大)
yanai [at] cs.uec.ac.jp

発表申込締切: 2019年3月8日

原稿締切: 2019年4月22日

申込方法: 情報処理学会のWebページ(URLは以下)の「発表申込」より申込み.
https://ipsj1.i-product.biz/cgi-bin/ipsjsig/menu_jp.cgi?sig_div=CVIM

※ 研究会への連絡事項に,以下を記載下さい.
・論文種別 (いずれか一つを残して下さい.ポスター発表につきましては,文末のポスター発表とCVIM研究会奨励賞についてをご参照下さい.)
「卒論」(スポットライト発表+ポスター発表)
「D論」(口頭発表+ポスター発表)
「テーマ」(口頭発表+ポスター発表)
「テーマ」(口頭発表のみ)
「一般」(口頭発表+ポスター発表)
「一般」(口頭発表のみ)
・コメント制度希望の有無 (いずれか一つを残して下さい.また,詳細は以下URLをご参照下さい.)
http://cvim.ipsj.or.jp/index.php?id=comment
「有」
「無」
申込・照会先:
橋本 敦史(オムロンサイニックエックス) E-mail: atsushi.hashimoto[AT]sinicx.com
※[AT]は@に直してください.

原稿作成要領: 以下のページを御参照下さい.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

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2019年5月のCVIM研究会では、コンピュータビジョン技術の第一次産業への応用をテーマとして企画します。
IoT・クラウドなどの技術の発展にともない、農畜産業・水産業・林業などの第一次産業をICTを用いて効率化・高度化する試みが数多く行われています。例えば、農作物の自動収穫ロボット、農作業者向けアシストスーツ、漁業資源管理システムなどの研究が進められており、各種センサを搭載したフィールドサーバによる圃場環境情報の計測のように現場への導入も進みつつある技術もあります。
一方で、第一次産業の現場である圃場・漁場・森林を対象とした計測は、広い面積を長い期間に渡って、空間的・時間的に十分な密度で計測する必要があり、その実現のためにコンピュータビジョン技術への期待が高まっています。例えば、ドローンによる上空からの植物形質情報や土壌情報の計測はその一例です。また、生産だけでなく流通においても、一次産品のトレーサビリティ、品質の保証や差別化など実現に向けたICTの活用が求められている。さらに、このような産品計測が実現した場合、そのデータ量は膨大になり、そのまま保存することは困難なため、機械学習を始めとした解析技術も求められます。
こうした観点から、CVIM研究会では、2014年3月および2015年5月に第一次産業への応用をテーマとして企画し、多数の発表と活発な討議が展開されました。2019年5月のCVIM研究会では、前回から4年を経て、その間に解決された課題・まだ解決されていない課題・新たに浮かび上がってきた課題などの現状について把握するとともに、今後の展望について議論することを企画しました。
さらに、代表的な第一次産業である農業に関して、以下の2件の特別講演も企画しています。

・植物フェノタイピング(仮題)
郭威(東京大学特任助教)

・青果物の非破壊計測(仮題)
黒木信一郎(神戸大学助教)

広範な分野の多様な研究をご発表いただき、活発な議論の場となるべく、奮ってご投稿・ご参加くださいますようお願いいたします。

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■『卒論セッション』発表募集

 情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会(CVIM研究会)では,2018年5月開催の研究会において,2017年度に学部を卒業した方を対象にした特別セッションを企画します.このセッションでは,学部課程で研究してきた内容(卒業論文の内容)をポスター形式で発表していただき,今後のコンピュータビジョン研究に深みを与えることを目的としております.発表内容の多少の不備を問うものではなく,主に若手の研究者として自分の研究のねらい,モティベーション,着眼点を発表していただきます.
 各大学の画像関連研究室からの多数のご応募を期待しております.また,指導教員の方々におかれましても,若手研究者の育成として前向きに検討していただき,ご応募くださるようお願いいたします.なお,優秀な発表に対しては,情報処理学会CVIM研究会より特別賞の表彰があります.

・応募資格:
  2017年度の学部卒業生(年齢不問).ただし,当日の研究発表を本人が行えることを条件とする.

・発表形式:
  ポスター + ダイジェスト口頭発表

・予稿:
  最小1ページ最大8ページ(タイトル・概要ページ含む).

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■『D論(博士論文)セッション』発表募集

 情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会(CVIM研究会) では,2018年5月開催の研究会において,2017年度における博士号取得者を対象にした特別セッション『D論セッション』を企画します.このセッションは,将来が期待される日本の若手研究者を激励し,かつ彼らのアクティビティをこの分野の研究者に紹介することを目的とします.各大学の画像関連研究室から優秀な論文のご応募を期待しております.なお,発表論文のうち,特に優秀な論文に対しては,英文論文誌IPSJ Transactions on Computer Vision and Applications(CVA)に推薦します(採否は通常の投稿論文と同じ査読プロセスを経て決定されます).

・応募資格:
  CVIM研究会が扱う分野における2017年度の博士号取得者(申込時に年度内取得見込みの者を含む)で,発表に際し指導教員の同意が得られる者(年齢不問).

・発表形式:
  プレゼン資料 (英語)+ 口頭発表(英語)
  (発表+質疑で最大45分程度を予定).

・予稿:
  最大16ページ(タイトル・概要ページ含む).英語での執筆.

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■ 注意事項・コメント制度

・発表申込後,「発表申込完了のお知らせ」に関するメールが自動発信されます.


・発表申込締切後の数日以内に,「講演申込受理のお知らせ」に関するメールが発信されます.講演原稿の締め切り・要項・提出方法等に関する情報が記載されておりますので,記載された方法に従って原稿を提出下さい.

・万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい.なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学会研究会係にお願いします.(担当:研究会係 sig@ipsj.or.jp)

・コメント制度を御希望の場合には,原稿提出の締切数日後に,コメント制度用のウェブページのURLを含めた申込確認メール(件名: 【第 xxx  回 CVIM 研究会発表申込】)が送付されます.研究会までに運営委員より質問・コメントが記入される予定ですので,随時,コメント制度用のウェブページを御確認下さい.万が一,コメント制度にお申込み頂いたにも拘わらず,上記メールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい.

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■ ポスター発表とCVIM研究会奨励賞について

CVIM研究会では,2015年1月研究会より,新たな試みとして,ポスターセッションを設けております.

最近のMIRUなどでも,口頭発表に加えて,より議論を深める場としてのポスター発表(口頭発表と同じ内容で,参加者とより密な質疑・議論を頂きます)が定着していることから,今回の研究会でも,口頭発表を頂く皆様にも,ポスター発表を頂く場を提供させて頂きたく思います.(ポスターセッションは二日目の最終に実施予定です.)

ポスターにつきましてはきれいに整ったものを作成して頂く必要はなく,議論のための資料と位置づけて頂ければ結構ですので,自由な形式で作成下さい.例えば,口頭発表のスライドを印刷したものでも結構です.

皆様からの多数のポスター発表によって,ポスターセッションがより一層盛り上がればと思いますので,是非とも,口頭発表 + ポスター発表の申込を御検討下さい.

更に,口頭発表を行い,かつ,ポスター形式での発表を行ったもの(但し,卒論セッションは除く)を対象として,これらの研究発表の中から優秀と認められるものを選んで,対象分野における学術研究及び技術開発を推奨し,その発展を図ることを目的とするCVIM研究会奨励賞を創設しました.各回の研究会において,原則,1件を選定しますので,ポスター発表への積極的なお申込みをお待ちしております.

Published on  February 16th, 2019