[image 00393] ポスドクの募集

Hidekata Hontani hontani @ nitech.ac.jp
2013年 12月 6日 (金) 10:22:28 JST


Image-MLの皆様,

 名古屋工業大学の本谷です.

名古屋工業大学・情報工学科の竹内一郎准教授の代理で下記案内を投稿させていただきます.よろしくお願いいたします.

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JST CREST 「ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化」
におけるプロジェクト

「自己情報コントロール機構を持つプライバシ保護データ収集・解析基盤の構築
と個別化医療・ゲノム疫学への展開」

において、研究業務に携わるポストドクター研究員を募集しています。

近年、ゲノム解析のコストが低下したことから、個人が個別に持つゲノムを解析
し、ゲノムに関わる様々な個別化サービス(e.g., ゲノム個別化医療)や解析
(e.g., 疾患遺伝子探索)が、近い将来広く普及することが期待されています。そ
の一方で、「究極の個人情報」とも呼ばれる個人ゲノムの取り扱いには慎重な配
慮が欠かせません。このプロジェクトでは、個人ゲノムにまつわる様々なサービ
ス・解析とプライバシの問題を、理論・アルゴリズム構築から実証実験まで、幅
広く取り扱います。

関連のバッググラウンドをお持ちの方は日本にはなかなかおられないと思います
ので,この分野での研究経験は問いません。確率統計、情報理論、暗号理論、離
散アルゴリズム、データマイニング、機械学習,などの基礎知識をもとに,プロ
ジェクトに取り組んでいただける方を募集しています.

募集人員
研究員(常勤) 4名程度: (博士号取得者)

業務内容
プロジェクト「自己情報コントロール機構を持つプライバシ保護データ収集・解
析基盤の構築と個別化医療・ゲノム疫学への展開」における研究開発業務。具体
的には、個人ゲノムのプライバシ保護と利活用を両立するためのに関する理論・
アルゴリズム・システム開発・実証実験に関わる研究を行います。プロジェクト
概要については、こちらをご覧下さい。

研究内容
・高機能暗号を利用したプライバシ保護データ解析・秘密計算
・個人ゲノムを利用した疾病リスク評価、疾患遺伝子探索、およびそのプライバシ保護
・機械学習・データマイニング・バイオインフォマティクス・暗号理論・データプライバシの研究一般

業務形態
筑波大学(システム情報系・佐久間淳)、産業技術総合研究所(生命情報工学研究
センター・津田宏治)、名古屋工業大学(工学研究科・竹内一郎)、三重大学(生
命科学研究支援センター・山田芳司)、東京大学(新領域創成科学研究科・國廣
昇)と共同で研究にあたります。

勤務地は、技術分野に応じて、筑波大学、名古屋工業大学、東京大学の中から、
相談の上、決定して頂きます。

任期
平成26年4月から、最長5年間(年度ごと契約更新あり)

待遇
所属期間の規定に基づく

望まれるスキル
機械学習・データマイニング、暗号理論・情報セキュリティ、統計学、生物統計・
バイオインフォマティクス、最適化、離散アルゴリズム、情報理論、データ工学・
大規模情報処理等。プライバシ保護技術の研究歴は問いません。上記に限らず、
数理的解析を基盤とした研究開発に興味がある方を募集します。

提出書類
・自己紹介および履歴書(様式任意) 1通
・研究業績(様式任意) 1通

応募方法
・締切:2014年1月10日 (但し、採用が確定次第、この期日よりも前に募集を終了します)
・上記提出書類をjun (at) cs.tsukuba.ac.jpまでご提出ください
(到着後確認のため返信をします.返信がない場合は届いていない可能性がありますので、再度送信をお願いします)

書類提出先
筑波大学 システム情報系 情報工学域 (コンピュータサイエンス専攻)
jun (at) cs.tsukuba.ac.jp

詳細: http://www.mdl.cs.tsukuba.ac.jp/recruit.html

詳しいことはメールあるいは電話(029-853-3826)でお気軽にお問い合わせください.
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Hidekata Hontani
Nagoya Institute of Technology


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