[image 00116] 蜂須賀先生の講演 (2013/06/20 17:00から)

Takafumi KOIKE takafumi @ hosei.ac.jp
2013年 6月 14日 (金) 21:12:36 JST


GCAD-ML,Image-MLの皆様
(本メールを重複して受け取られた方はご容赦ください)

法政大学の小池です.

デンマーク Aarhus大学の蜂須賀恵也先生の講演会をご案内をさせて頂きます.蜂須賀先生は,近年SIGGRAPHを中心に多数のレンダリング研究の新しい成果を精力的に発表されています.
事前登録なし・無料で,どなたでも聴講出来ますので,お気軽にご参加ください.
日本語での講演を予定しておりますが,英語での講演希望者がいた場合には,英語で講演頂く予定ですので,留学生の方も是非,ご参加下さい.

講師: 蜂須賀 恵也 氏 (デンマーク,Aarhus大学)
日時: 2013/6/20(木) 17:00-18:20
場所: 法政大学 小金井キャンパス W213教室 (東小金井駅から徒歩15分ほど)
(別件での案内になりますが,下記PDFに教室の場所が記載されていますのでご参考下さい.
http://cis.k.hosei.ac.jp/event/oc2012summer/oc2012summer_outline.pdf)

講演タイトル: 
Efficient and Robust Lighting Simulation for Realistic Image Synthesis
(写実的な画像生成のための効率的でロバストな光伝達シミュレーション)

講演要旨:
コンピューターグラフィックスの主な応用の多くは,現実世界の「見た目」を写実的に再現することが必要になります.例えば,新製品を実際に試作せずとも,実物に限りなく近い画像を生成すればデザインをチェックすることができます.また,映画やゲームなどでは,写実的な画像が必要になる場面が非常に多くなっています.このような写実的な画像を生成する最も自然な手法の一つとして,光伝達シミュレーションはとても重要な役割を担っています.本講演では、講演者が博士課程在学中に開発した,光伝達シミュレーションの新しい枠組みについて主に概説します.この新たな枠組みは,漸進密度推定法という新たに開発した計算統計手法に基づいており,従来の光伝達シミュレーション手法における根本的な限界を解決したものです.特に,照明器具による光伝達の計算をフィラメントやLEDのレベルから正確に計算可能な,世界初の枠組みとして知られています.この他,関連する最新の他の研究成果についても簡単に紹介します.

講演者経歴:
2011年10月よりデンマーク Aarhus University, Department of Computer ScienceでAssistant Professorを勤め,同CGグループを共同設立.現在の主な研究領域は,光伝達シミュレーション,および計算統計とレンダリングの融合.主な研究成果として,光伝達シミュレーション向けの新しい密度推定法,レイトレーシングにおける多次元適応サンプリングなどがある.2006年に東京大学より学士号(工学),2011年にカリフォルニア大学サンディエゴ校より博士号(計算機科学)を取得.

問合せ先:
法政大学 情報科学部 小池 崇文 (takafumi @ hosei.ac.jp)

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法政大学 情報科学部 小池 崇文
E-mail: takafumi @ hosei.ac.jp


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