[image 00078] 精密特集「デザインインタフェースの最先端」のご案内

Shin Yoshizawa shin @ riken.jp
2013年 5月 29日 (水) 23:52:46 JST


image-MLの皆様、

  理化学研究所の吉澤と申します。
精密工学会誌79巻6号(2013年6月号)特集「デザインインタフェースの最先端」を 
ご案内させて頂きます。
精密工学会は1933年より続く設計・生産・ 加工・計測・メカトロ等の「ものづ 
くり」の学会で、CGでも形状モデリングやCADの研究をされている方が多く所属 
されています。来月号にて、「デザイン インタフェースの最先端」と題した下 
記特集を掲載致します。CGで御活躍されている先生方に、従来のHuman-Computer 
Interfaceの枠を越えて、音・画像・ビデオ・アニメーション・形状・メッシュ 
などのメディア情報のデザインを行うためのインタフェース技術に関する大変興 
味深い内容を御執筆頂いております。 画像処理、コンピュータ・ビジョンやパ 
ターン認識でも有用な技術です。
 
 精密工学会の会員以外の方も学会誌の購入・複写が下記URLより可能ですの 
で、ご興味がある方はぜひご覧ください。
http://www.jspe.or.jp/shuppanweb/backnum.html
https://www.jspe.or.jp/buppin/buppin.html

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精密工学会誌79巻6号(2013年6月号)特集「デザインインタフェースの最先端」

(*)グラビア&インタビュー:「デザインのためのインタフェース」、五十嵐 健 
夫 先生(東京大学)、4頁.
ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの概要と主な成果、及びプロ 
ジェクト発の特徴的な技術に関してインタビューさせて頂いた記事 です.

(*)展望記事「幾何制約を持つ形状のためのデザインインタフェース」、三谷 純 
先生(筑波大学)、6頁.
CG・CADでの形状デザインに関して、ERATO五十嵐プロジェクトの成果や折り紙の 
計算を例に、幾何制約がある場合の設計支援方法を解説して 頂きました。

(*)解説記事1「空間的関係の記述子を用いたアニメーションの作成」、幸村 琢 
先生(エディンバラ大学)、6頁.
3Dキャラクターアニメーションに関して、複数のキャラクターやキャラクター 
部位の空間的関係を結び目理論を用いて制御するユニークな方法を解説 して頂 
きました。

(*)解説記事2「流体動画の撮影と利用によるアニメーションの作成」、岡部 誠 
先生(電気通信大学)、4頁.
撮影済みの動画を合成する事で、水、炎や煙などの新しいビデオを生成する手法 
を解説して頂きました。

(*)解説記事3「インタラクティブな三次元画像領域分割」、井尻 敬 先生(理化 
学研究所)、4頁.
Image Segmentation全般、特にインタラクティブな方法をカットストロークと陰 
関数を融合した最新の研究成果を含めて解説して頂きました。

(*)解説記事4「3Dスキャナによる計算機への現物形状入力」、長井 超慧 先生 
(東京大学)、5頁
点群から表面を再構成する方法について、その歴史から現状の問題点・産業応用 
まで実用的視点で解説して頂きました。

(*)解説記事5「音のためのインタフェース、音によるインタフェース -楽器用 
エフェクタおよびソニフィケーション研究-」、丸井 淳史 先生(東京芸術大 
学)、4頁.
デジタル音響機器のデザインと情報を音を用いて提供する技術を解説して頂きま 
した。


*頁は二段組のページ数です。
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Shin Yoshizawa
RIKEN
E-mail: shin @ riken.jp
URL: http://www.riken.jp/brict/Yoshizawa



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