[image 00968] [投稿締切迫る]DIA2015 in 広島 論文募集

Terachan terada @ is.tokushima-u.ac.jp
2014年 12月 1日 (月) 12:00:02 JST


image-ML 関係各位

お世話になっております.
DIA2015プログラム委員長の寺田@徳島大学と申します.

12月に入りました!
一度,10月21日に投稿させていただきましたが,
動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA2015)の論文募集の締切(12/12)が
近づきましたので,もう一度,お知らせさせていただきます.

DIA2015では,質や完成度の高い論文ばかりでなく,
泥臭くても,未完成でも,思ったような結果が出てなくても,
何か未来につながりそうなご研究の投稿を歓迎します.

ここまでできているけど,この先,どうしたら良いのだろう,とか,
ここさえうまく乗り越えられれば何とかなるのに,とか,
聴講者方々からアイディアが欲しい!的なご発表もお待ちしています.

是非,年度末の学会と言うことで,1年しめくくりとしての,
また卒業修了記念としての研究成果の発表の場としてご活用下さい.

<DIA2015>――――――――――――――――――――――――――――――

        精密工学会 動的画像処理実利用化ワークショップ

            2015年3月5日(木)〜6日(金)
           広島工業大学五日市キャンパス
          〒731-5193 広島市佐伯区三宅2-1-1

           実行委員長:浅野敏郎(広島工業大)
        プログラム委員長:寺田賢治(徳島大)

―――――――――――――――――< http://www.tc-iaip.org/DIA2015/ >
DIAは,画像応用技術の実利用化を議論するためのワークショップとして,毎年3
月に開催して参りました.2015年は,世界遺産で有名な厳島神社のある安芸の宮
島のすぐそば,広島工業大学(広島市)での開催の運びとなりました.日本のも
のづくりを画像応用技術という観点から,産学官の枠を超えた技術発表・交流の
場を提供いたしますので,是非,ご講演を検討下さい.今回は,特に,

★ 特別講演1 松山隆司先生(京大):3次元ビデオからアクア・ビジョンへ
        〜実世界対象の3次元形状・運動の計測と可視化〜
★ 特別講演2 栗田多喜夫先生(広島大):確率的証拠に基づくパターン認識
        〜識別のための最適なカーネル関数〜
★ 特別企画OS オーガナイザー:日浦慎作先生(広島市立大)
         テーマ:「RGBカラー画像をこえて」
★ 工場見学 マツダミュージアム
★ 研究奨励賞授与(3件)
★ 精密工学会誌特集論文(ViEW2014+DIA2015特集号)への推薦

を始め,イベントも盛りだくさんです.講演して良し,聴講して良し,企業や公
的研究機関,大学の研究者の方から学生の方まで,全ての参加者に有意義なワー
クショップとなる予定です.
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■ 募集中のセッション
◎ インタラクティブセッション
 参加者と1対1で対話可能な研究発表で,創意あふれる発表によってアピール
◎ オーラルセッション
 会場で講演いただく研究発表で,説得力のある発表によってアピール
◎ 機器デモ展示
 システムの動作の様子や効果をアピール
 (New!)今回はショートオーラルとセットで,ダブルでアピール可能
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■ 応募スケジュール
◎ 講演申込期限:2014年12月12日(金)⇒ご提出後,ただちに原稿作成を!
◎ 原稿提出期限:2015年 1月16日(金)
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/DIA2015/
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■ 特別企画
◎ 特別講演1:松山隆司先生(京大) 3次元ビデオからアクア・ビジョンへ
◎ 特別講演2:栗田多喜夫先生(広島大) 確率的証拠に基づくパターン認識 
◎ 特別企画OS:日浦慎作先生(広島市立大) RGBカラー画像をこえて
◎ 工場見学:マツダミュージアム
◎ ViEW2014+DIA2015特集号
◎ 若手の研究奨励賞の表彰,懇親会,他
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/DIA2015/
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■ 特別講演1
 「3次元ビデオからアクア・ビジョンへ〜実世界対象の3次元形状・
  運動の計測と可視化〜」          講師:松山隆司先生(京大)

我々の研究室では,この10年余りの間,人間を取り巻くように配置したカメラ
群によって撮影した多視点ビデオから,人間の完全な3次元形状および,身体や
衣服の複雑な動きを復元し,様々な編集を行った後に自由視点映像として可視化
する技術体系として「3次元ビデオ」を開発して来た.最近は,この技術を水中
生物の3次元形状・運動計測が可能となるように拡張し, 医学,生物学,水産
業など広範な分野での実用化を目指して「アクア・ビジョン」の研究を推進して
いる.本講演では,3次元ビデオの技術体系を概観し,アクア・ビジョンにおけ
る最新の研究成果を紹介する.
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■ 特別講演2
 「確率的証拠に基づくパターン認識〜識別のための最適なカーネル関数〜」 
                    講師:栗田多喜夫先生(広島大)

サポートベクターマシン等のカーネル学習を用いる手法により,比較的容易に非
線形の識別器を構成することができるようになったが,識別のためにどのような
カーネル関数が最適であるかについては必ずしも十分に理解されていない.本講
演では,大津が導出した判別基準を最大とする究極の非線形判別写像をベース
に,識別のための最適なカーネル関数について考察する.究極の非線形判別写像
で用いられるカーネル関数は事後確率を用いて定義され,ベイズ識別の結果とも
符合する.実際の応用で,非線形判別写像を構成するためには,事後確率を推定
する必要があるが,事後確率の推定方法を変更すれば様々な非線形判別写像や判
別カーネルが導出できる. 線形判別分析では事後確率を線形モデルで近似して
いるが,線形モデルでは事後確率を十分に近似しきれない.その欠点を克服する
ために事後確率をロジスティック回帰で近似する手法(ロジスティック判別分
析)についても紹介する.
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■ 特別企画セッション
 「RGBカラー画像をこえて」
              オーガナイザー:日浦慎作先生(広島市立大)

今を時めく4名の若手研究者に「次々に」ご登壇いただき,動的画像処理の「未
来」を感じさせる非RGB画像の獲得と応用についてご講演いただきます.短い時
間で,最新の技術を広く,深く知ることができるセッションです.
(1)田中正行先生(東工大):単板撮像素子を用いた
                  マルチスペクトル動画像撮影システム
(2)宮崎大輔先生(広島市立大):画像応用としての偏光
(3)高畑智之先生(東大):遠赤外線温度画像の特徴と応用
(4)橋本学先生(中京大):距離データハンドリングのための3次元特徴量
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■ 精密工学会誌「ViEW+DIA」特集号論文の企画
                         ゲストエディタ:未定

毎年,精密工学会誌におきまして,「ViEW+DIA」特集号を組んでおりますが,今
回も「ViEW2014+DIA2015」特集号を組むことが決まっています.DIA2015のご講
演の中から,優秀な講演を推薦いたします(査読はございます).なお2013年11
月号発行の「ViEW2012+DIA2013」特集号には24件が掲載されています(本年のも
24件が採録決定済とのこと).是非,講演+論文投稿をお考えください.
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■ マツダミュージアム見学

ロータリエンジンの復活を願って?!,広島に本社を置く日本を代表する自動車
メーカー「マツダ」の見学を企画しております.一般向けの説明員ではなく,エ
ンジニアの方にご案内いただく予定ですので,かなり踏み込んだ説明を聞くこと
ができ,またおそらくディープな質問にもお答えいただける有意義な見学ツアー
になるのではないかと思います.ただ先着100名様となっておりますので,ご注
意ください.
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■ お問い合わせ
 アドコム・メディア(株)内 画像応用技術専門委員会事務局 DIA2015 係
 TEL:03-3367-0571,FAX:03-3368-1519,e-mail:iaip @ adcom-media.co.jp
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以上,よろしくお願いします.
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~~)(_^ + _" terada @ is.tokushima-u.ac.jp
 (  _) | _  http://www-b1.is.tokushima-u.ac.jp/~terada


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