[image 00905] DIA2015 in 広島 論文募集

Terachan terada @ is.tokushima-u.ac.jp
2014年 10月 21日 (火) 10:00:08 JST


image-ML 関係各位

お世話になっております.
DIA2015プログラム委員長の寺田@徳島大学と申します.

この場をお借りして,下記のとおり,
動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA2015)の論文募集をさせて頂きます.

年度末の開催でもあり,今のうちからご講演・ご参加の計画をたてて,予算確保
をしていただければと思います.年度区切りの1年間のまとめとして,また卒業
や修了の記念としてでも,是非,ご利用ください.

<DIA2015>――――――――――――――――――――――――――――――

        精密工学会 動的画像処理実利用化ワークショップ

            2015年3月5日(木)〜6日(金)
           広島工業大学五日市キャンパス
          〒731-5193 広島市佐伯区三宅2-1-1

           実行委員長:浅野敏郎(広島工業大)
        プログラム委員長:寺田賢治(徳島大)

―――――――――――――――――< http://www.tc-iaip.org/DIA2015/ >
DIAは,画像応用技術の実時間化を議論するためのワークショップとして,毎年3
月に開催して参りました.特にここ数年は,岐阜,高松,草津(琵琶湖),札幌,
豊田,郡山,甲府,徳島,函館,浜松,熊本において地場産業などの地域と密着
した企画が大変ご好評を頂いおります.このように独特なスタイルを築いて参り
ましたDIAですが,2015年は,世界遺産で有名な厳島神社のある安芸の宮島のす
ぐそば,広島工業大学(広島市)での開催の運びとなりました.日本のものづく
りを画像応用技術という観点から,産学官の枠を超えた技術発表・交流の場を提
供いたしますので,是非,ご講演を検討下さい.今回は,特に,

★ 特別講演1 松山隆司先生(京大):3次元ビデオからアクア・ビジョンへ
        〜実世界対象の3次元形状・運動の計測と可視化〜
★ 特別講演2 栗田多喜夫先生(広島大):確率的証拠に基づくパターン認識
        〜識別のための最適なカーネル関数〜
★ 特別企画OS オーガナイザー:日浦慎作先生(広島市立大)
         テーマ:「(仮)RGBカラー画像をこえて」
★ 工場見学 マツダミュージアム
★ 精密工学会誌特集論文(ViEW2014,DIA2015特集)の企画

を始め,イベントも盛りだくさんです.講演して良し,聴講して良し,企業や公
的研究機関,大学の研究者の方から学生の方まで,全ての参加者に有意義なワー
クショップとなる予定です.
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■ 募集中のセッション
◎ インタラクティブセッション
 参加者と1対1で対話可能な研究発表で,創意あふれる発表によってアピール
◎ オーラルセッション
 会場で講演いただく研究発表で,説得力のある発表によってアピール
◎ 機器デモ展示
 システムの動作の様子や効果をアピール
 (New!)今回はショートオーラルとセットで,ダブルでアピール可能
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■ 応募スケジュール
◎ 講演申込期限:2014年12月12日(金)
◎ 原稿提出期限:2015年 1月16日(金)
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/DIA2015/
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■ 特別企画
◎ 特別講演1:松山隆司先生(京大) 3次元ビデオからアクア・ビジョンへ
◎ 特別講演2:栗田多喜夫先生(広島大) 確率的証拠に基づくパターン認識 
◎ 特別企画OS:日浦慎作先生(広島市立大) (仮)RGBカラー画像をこえて
◎ 工場見学:マツダミュージアム
◎ ViEW2014+DIA2015特集号
◎ 若手の研究奨励賞の表彰,懇親会,他
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/DIA2015/
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■ 特別講演1
 「3次元ビデオからアクア・ビジョンへ〜実世界対象の3次元形状・
  運動の計測と可視化〜」          講師:松山隆司先生(京大)

我々の研究室では,この10年余りの間,人間を取り巻くように配置したカメラ
群によって撮影した多視点ビデオから, 人間の完全な3次元形状および,身体
や衣服の複雑な動きを復元し, 様々な編集を行った後に自由視点映像として可
視化する技術体系として「3次元ビデオ」を開発して来た. 最近は,この技術
を水中生物の3次元形状・運動計測が可能となるように拡張し, 医学,生物
学,水産業など広範な分野での実用化を目指して 「アクア・ビジョン」の研究
を推進している. 本講演では,3次元ビデオの技術体系を概観し,アクア・ビ
ジョンにおける最新の研究成果を紹介する.
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■ 特別講演2
 「確率的証拠に基づくパターン認識〜識別のための最適なカーネル関数〜」 
                    講師:栗田多喜夫先生(広島大)

サポートベクターマシン等のカーネル学習を用いる手法により, 比較的容易に
非線形の識別器を構成することができるようになったが, 識別のためにどのよ
うなカーネル関数が最適であるかについては必ずしも十分に理解されていない.
本講演では,大津が導出した判別基準を最大とする究極の非線形判別写像をベー
スに, 識別のための最適なカーネル関数について考察する. 究極の非線形判別
写像で用いられるカーネル関数は事後確率を用いて定義され, ベイズ識別の結
果とも符合する.実際の応用で,非線形判別写像を構成するためには, 事後確
率を推定する必要があるが, 事後確率の推定方法を変更すれば様々な非線形判
別写像や判別カーネルが導出できる. 線形判別分析では事後確率を線形モデル
で近似しているが, 線形モデルでは事後確率を十分に近似しきれない. その欠
点を克服するために事後確率をロジスティック回帰で近似する手法(ロジス
ティック判別分析)についても紹介する.
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■ 特別企画OS
 「(仮)RGBカラー画像をこえて」
              オーガナイザー:日浦慎作先生(広島市立大)

非RGB画像,例えば,マルチスペクトル画像,赤外画像,偏光画像,距離画像な
どの入力や応用に関する企画セッションです.詳細は未定ですが,今を時めく
研究者の方々に次々にご登壇いただき,動的画像処理の未来を感じることのでき
るセッションとさせていただく予定です.ご期待下さい.
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■ 精密工学会誌「ViEW+DIA」特集号論文の企画
                         ゲストエディタ:未定

毎年,精密工学会誌におきまして,「ViEW+DIA」特集号を組んでおりますが,
今回も特集号を組むことが決まっています.優秀な講演を推薦いたします(査
読はございます).なお2013年11月号の「ViEW2012+DIA2013」特集号には,
24件が掲載されています.是非,講演+論文投稿をお考えください.
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■ お問い合わせ
 アドコム・メディア(株)内 画像応用技術専門委員会事務局 DIA2015 係
 TEL:03-3367-0571,FAX:03-3368-1519,e-mail:iaip @ adcom-media.co.jp
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以上,よろしくお願いします.
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~~)(_^ + _" terada @ is.tokushima-u.ac.jp
 (  _) | _  http://www-b1.is.tokushima-u.ac.jp/~terada


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