[image 01381] 立命館大学 第３回e-Heartシンポジウム，数理生体機能モデルサマースクールのご案内

[Akira AMANO]

image-ML の皆様


立命館大学の天野と申します．

このメーリングリストでも，医学関連の研究をされている方も多いかと思いま
すが，実際に生体がどのように動いているかという原理に触れる機会は非常に
少ないのではないかと思います．

立命館大学バイオシミュレーションセンター e-Heart プロジェクトでは，生体
の動作原理を数理モデルとして実現し，様々な数理モデルを動かし，心臓，細
胞，イオンチャネル等の働きをコンピューター画面にわかりやすく展開し，誰
でもどこからでも，簡単にアクセスし，利用することができるシミュレーター・
電子教科書（e-Heart，http://www.eheartsim.com）を開発しています．

特に工学系の教員，研究者，学生を対象とし，生理学の専門家による解説を交
えながら数理生体機能モデルを紹介する機会として第3回e-Heartシンポジウム
を企画しました．

シンポジウムでは開発グループのメンバーによる数理生体機能モデルに関する
講演，ゲストスピーカーによる心筋細胞におけるカルシウム動態に関する最新
の研究成果の講演，参加者から募った演題でのポスターセッションを行い，続
くサマースクールでは実際に参加者が各自持参したPCでモデルを動かしながら
シミュレーションを体験し，親しんでもらいます．

初日だけの参加も歓迎しますので，是非ご検討ください．

　　　　　　　　　　　　　　　記
【開催概要】
日時：9月18日（金）〜19日（土）立命館大学BKCキャンパス　エポック立命２１　
場所：1階大ホール（シンポジウム，ポスターセッション，サマースクール）
　　　3階ラウンジ（懇親会）
　　　http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_bkc_j.html
ホームページ：http://www.eheartsim.com/?page_id=136

【参加費】
シンポジウム：無料
懇親会：有料（詳細はホームページにてご案内いたします）

【主催】
立命館大学バイオシミュレーションセンター
共催　株式会社　知能情報システム
協賛　生理学会，池田泉州銀行

【プログラム】
9月18日(金)
13：00〜13：10　開会挨拶
13：10〜13：20　趣旨説明
13：20〜13：40　田畑泉　　立命館大学スポーツ健康科学部教授
　　　　　　　　「高強度・短時間・間欠的運動中の酸素摂取量」
13：40〜14：00　齊藤隆太　田辺三菱製薬株式会社
　　　　　　　　「RCGAを使った薬剤作用メカニズム解析」
14：00〜14：20　北野勝則　立命館大学情報理工学部
　　　　　　　　“Intracellular calcium dynamics as a possible mechanism
　　　　　　　　 for spatial association of synaptic plasticity”
14：20〜15：00　Mark Cannell Bristol大学教授
　　　　　　　　“Biophysical mechanisms for coupling the cell membrane 
　　　　　　　　 excitation to contraction and its computer simulation”

15：00〜16：00　ポスターセッション，コーヒーブレイク
16：00〜17：15　吉元英一　株式会社知能情報システム
　　　　　　　　「数理生体機能モデルのための開発環境，VBのインストール」

17：15〜17：30　移動
17：30〜19：30　懇親会

9月19日(土)
9：00〜10：30　生理学計測，データ取得，モデル化
10：30〜11：00　ポスター発表，コーヒーブレイク
11：00〜12：30　ツール，関連ソフトウェアの紹介

【問い合わせ先】
立命館大学　バイオシミュレーションセンターシンポジウム事務局
e-mail: ml-e-heart ＠ ml.ritsumei.ac.jp


天野 晃		立命館大学 生命科学部 生命情報学科
		e-mail: a-amano ＠ fc.ritsumei.ac.jp
		TEL: 077-561-2584