[image 01215] NICOGRAPH 2015
Naohisa Sakamoto
naohisas @ viz.media.kyoto-u.ac.jp
2015年 5月 14日 (木) 09:19:53 JST
#重複してお受け取りの方はご容赦ください
京都大学の坂本と申します。
NICOGRAPH 2015についてご案内します。
http://art-science.org/nicograph/nico2015/
日時:2015 年 11 月 6日(金)・7日(土)
場所:大阪大学豊中キャンパス 基礎工学国際棟
https://yoyaku.es.osaka-u.ac.jp/sigmahall/
招待講演が以下の2氏に決まりましたのでお知らせいたします。
■ 大村皓一氏:日本のCG研究の夜明け〜大阪大学CGヨモヤマ話
大村皓一氏は、日本のCG草創期に大活躍された、CGの第一人者です。大阪大学に所属されていた時代に、メタボール理論を実用化し、レイトレーシング法で滑らかで美しいCG表現を実現されました。また、これを高速に描画するために、複数のPCを並列計算させる専用コンピュータLINKS-1を開発されました。大村氏は、研究開発に留まらず、CG制作企業の立ち上げやCGアーティストの育成など、日本のCGの可能性を広げる活動を幅広くされてきました。本招待講演では、今だからこそ言える様々なエピソードを交えながら、日本のCG界がダイナミックに立ち上がった当時を振り返っていただきます。また、将来のCG研究や若手研究者への期待なども語っていただきます。
■ 落合陽一氏:コンピューテーショナルフィールドを用いたグラフィクス表現
我々の研究グループは今までにCGH(計算機ホログラム)計算を用いて物理場を計算し,フェーズドアレイやSLM(光位相変調器)を用いて,計算機物理場を物理世界にレンダリングし,コンピュータグラフィクス表現を拡張していく研究を行ってきた.本講演では計算機によって生成される Acoustic Field および Light Field に焦点を当て,そのコンセプト,原理,ディスプレイ応用や触覚応用,センシング応用などについて述べる.また,本技術を立脚点としたアート表現としての応用についても議論する予定である.
また今年は新しい取り組みとして、論文募集を Conference track と Journal
track にわけて実施いたします。
Conference track はフルペーパー・ショートペーパー・ポスターの3種類の
原稿を募集し、査読結果からフルペーパー・ショートペーパー・ポスターの
3種類のいずれかの形式での採否を決定いたします。
(例えばフルペーパーでご投稿いただいてもショートペーパーやポスターと
して採録される可能性もある点にご注意下さい。)
Journal track は芸術科学会論文誌への投稿として論文を募集し、論文誌の
査読要項に則って採否を決定します。採録された論文は論文誌に掲載され、
同時に NICOGRAPH にてフルペーパーとしての登壇発表となります。
(ただし参加登録費と論文誌掲載料または別刷料の両方が発生する点に
ご注意下さい。)
Journal track で不採録となった論文は、自動的に Conference track に
移行し、NICOGRAPH の査読基準に則って採否を決定します。
【主な論文分野】
CG, 形状モデリング, レンダリング, アニメーション, ゲーム, 可視化,
CAD/CAE/CAM, 画像処理技術, 音声処理技術, 音楽処理技術,
ヒューマンインタフェース, バーチャルリアリティ, エージェントシステム,
CG システム,マルチメディアシステム, 音楽コンテンツ,
インタラクティブアートコンテンツ, アニメーションコンテンツ,
メディアアートコンテンツ, インスタレーションコンテンツ,
モダンアートコンテンツ, アート評論など
上記各種分野における基礎技術の研究開発論文、またそれらの基礎技術を
利用して開発された作品や手法などの事例論文、さらにはコンテンツ論文
などについて広く募集します。たくさんのご投稿をお待ちしています。
【論文募集 (Journal Track) 】
論文誌の投稿規程に則って論文をご提出下さい。
詳細は以下に掲載されています。
http://art-science.org/journal/
なおNICOGRAPHのJournal trackとしては、査読用原稿のページ数を
8ページ以内とさせていただきますので、ご了承をお願いいたします。
【論文募集 (Conference Track) 】
査読用原稿として以下のページ数の原稿をご提出下さい。
フルペーパー 8ページ以内
ショートペーパー 4ページ以内
ポスター 2ページ以内
原稿書式には以下のサンプルをお使い下さい。
http://art-science.org/nicograph/nico-sample1.doc (WORD)
http://art-science.org/nicograph/nico-sample1.zip (LaTeX)
プログラム委員による厳正な査読にて採録論文を選定し、フルペーパー、
ショートペーパー、ポスターの各セッションに振り分けて通知します。
その後に上記のページ数にしたがった最終原稿をご提出いただきます。
なお、査読用原稿の時点で2ページ以下で投稿された査読用原稿については、
ポスター発表を前提として査読します。
なお、投稿内容は雑誌、論文誌、国際会議などでの既発表内容に関連した
ものであっても差し支えありません。ただし、既発表学会での著作権規程に
ついてご留意いただき、既発表論文を必ず引用した上で、既発表論文との
一定の差分や進展を含むように原稿を作成して下さい。
執筆要綱および投稿方法についてはウェブにて掲載予定です。
メールでの投稿は受け付けておりませんので、ご注意下さい。
【重要な日程】
口頭発表(Journal track)
6月30日 投稿期限
8月10日 論文採否通知
(この時点で不採録となった論文はConference trackへの査読が適用されます)
9月10日 再提出投稿期限(条件付採録論文のみ)
9月30日 再提出論文採否通知
口頭発表(Conference track)
7月30日 申し込み期限(タイトルとアブストラクト)
8月5日 論文提出期限
9月5日 論文採否通知
10月5日 カメラレディ原稿提出期限
ポスター発表:
8月25日 ポスター査読用 2 ページ原稿提出期限
9月5日 論文採否通知
10月5日 カメラレディ原稿提出期限
開催日:
11月6〜7日
【委員】
NICOGRAPH委員長
茅暁陽(山梨大学)
NICOGRAPH 2015 実行委員長
清川清(大阪大学)
NICOGRAPH 2015 プログラム委員長
金谷一郎(大阪大学)
NICOGRAPH 2015 実行委員
大西克彦(大阪電気通信大学)
坂本尚久(京都大学)
安福健佑(大阪大学)
山本景子(京都工芸繊維大学)
【問い合わせ先】
http://art-science.org/toiawase/
Naohisa Sakamoto, Ph.D
Kyoto University
naohisas @ viz.media.kyoto-u.ac.jp
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