[image 01948] International Workshop on Aqua Vision 2016 （9/26, 27）

[Shohei NOBUHARA]

Image-MLの皆さま


京都大学の延原と申します．

私共の研究室では下記のとおり9/26, 27に「International Workshop on Aqua
Vision 2016」と題しまして，水中環境における３次元形状・運動計測とその応用に
関する講演会を開催いたしますのでご案内申し上げます．

多くの方のご参加をお待ちしております．よろしくお願いいたします．

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「International Workshop on Aqua Vision 2016」

コンピュータビジョンによる物体の３次元形状・運動計測と理解に関する研究開発
は近年大幅な進歩を遂げ，実世界を情報化する基盤技術として監視映像からの人物
検索，車両の自動運転など数多くの分野に応用されています．しかしそれらは空気
中に存在する不透明な物体を主な処理対象としており，屈折・透過・散乱など複雑
な光学現象を伴うより一般的な半透明物体を扱うことは困難でした．
　一方で水中もしくは顕微鏡環境下における魚や生物細胞のような被写体は一般に
半透明であり，このような被写体に適用可能な３次元形状・運動計測技術を確立す
ることは，生命情報学・生物学・漁業・水産業など多くの分野での応用が期待でき
ます．
　京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻画像メディア分野では，このような
研究分野を「アクアビジョン」と称し，カメラ・プロジェクタ群が形成する水中光
線空間のモデル化とその応用としての水中半透明物体の３次元形状・運動計測を目
標として研究を行っています．このワークショップは関連する研究活動を行ってい
る国内外の研究者による講演を通じて，「多視点映像」，「３次元形状・運動計測」，
「水中」，「透明・半透明物体」，「屈折・透過・散乱」などのキーワードを中心
に，この分野の研究動向や期待される応用分野についての研究討論を行うことを目
的としています．多くの方のご参加をお待ちしております．

　日時：2016年9月26日〔月〕，27日〔火〕
　会場：京都大学　百周年時計台記念館
　主催：京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻画像メディア分野
　参加費：無料
　参加申込：http://vision.kuee.kyoto-u.ac.jp/aqua2016/ (当日参加可)
　問合先：aqua2016 ＠ vision.kuee.kyoto-u.ac.jp

　主な講演
・Jules Jaffe (UCSD)『Underwater Microscopy: From the Lab to the Sea』
・David Kriegman (UCSD)『Automated Annotation of Benthic Images of Coral
  Reefs: From Fluorescence to Deep Networks』
・Zachary Murez (UCSD)『Photometric Stereo with Fluorescence and in
  Scattering Media』
・池田 譲（琉球大）『Brainy Behavior of Cephalopods: Toward Future Study
  with Magic Wand』
・川崎 洋（鹿児島大）『Challenges on Underwater Active One-shot Scan with
  Static Grid Pattern』
・延原 章平（京大）『Aqua Vision: Light Field Modeling of Underwater
  Projector-Camera System and Its Applications』
・波部 斉（近畿大）『Multiple Fish Tracking with an NACA Airfoil Model for
  Collective Behavior Analysis』
・細川 浩（京大）『水棲動物の見ている世界』
・巻 俊宏（東大）『Autonomous Underwater Platform Systems（自律型海中
  プラットフォームシステム）』

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  Shohei NOBUHARA <nob ＠ i.kyoto-u.ac.jp>