[image 01956] 第2回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2016)開催案内

Takeshi Kurata kurata @ ieee.org
2016年 8月 5日 (金) 18:04:45 JST


Image MLの皆様

産総研の蔵田と申します。

第2回産総研・人間情報研究部門シンポジウム SHI2016 (2015年9月29日 (木)
10:00-18:00、日本科学未来館)の開催案内をさせていただきます。みなさまのご
参加お待ちしております。

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第2回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2016)開催案内

第2回を迎える産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2016)は、
テーマを「R&Dとお客様をつなぐ人間計測技術」と据えました。
企業の皆様は日夜研究・開発に励んでおられます。しかしながら、
せっかく開発したものが市場の欲しがっているものとずれて
しまった、あるいは市場の特性が企業の想定とは異なっていた、
ということが往々にして起こります。

一方、われわれが実験室で研究してきた先端的な人間計測技術を
製品・サービス使用現場に適用することで、顧客の特性を捉えると
いう意味があります。また同時に、企業が研究開発した製品・
サービスの顧客使用時特性を現場で取得することで、研究開発と
顧客を繋ぐという意味も込めました。

先端的な人間計測技術を製品・サービス使用現場に適用するには、
(1) IoTによるセンサネットワーク【現場の実験室化】
(2) VR/AR技術による現場再現【実験室の現場化】という情報技術が
必要です。また、収集された多元的な人間特性データを分析して整理し、
予測モデルをつくる人工知能技術も不可欠です。

今回のシンポジウムでは、実験室で行われている脳科学や人間工学で
得られた詳細で高精度な人間特性データ(ディープデータ)とその
基盤となる人間計測技術のノウハウが、IoT・VR/AR・人工知能と
出逢うことによって生み出された研究手法の最前線をお見せすると
ともに、それらを産業界に適用した事例を紹介して参ります。
顧客の潜在的な意識や行動、知覚や注意といったものを、
今どこまで現場で測ることができるのか? あるいは、従来の
マーケット調査で行われるアンケートやインタビューに替わる
新しい手法で研究開発(R&D)と顧客をつなぐ、そのカッティング
エッジを御覧下さい。

講演会終了後には、隣接する産総研臨海副都心センターでのオープン
ハウスを御用意しました。 研究者と個別にディスカッション
いただきながら、人間工学と情報技術の融合研究最前線を知って
いただければと思います。

お忙しい時期と存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加
いただければ幸いです。

             情報人間工学領域 人間情報研究部門
                    研究部門長 持丸正明

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・テーマ:R&Dとお客様をつなぐ人間計測技術
・日 時:2015年9月29日 (木) 10:00-18:00
・場 所:
 講演会:日本科学未来館 未来館ホール
 オープンハウス:産業技術総合研究所
         臨海副都心センター 本館3F・4F
・参加費:無料
・主 催:国立研究開発法人 産業技術総合研究所
     情報・人間工学領域

・プログラム:

現在プログラム編成中のため、招待講演者のみ掲載しています。
詳細なタイムテーブルにつきましては今しばらくお待ちください。

招待講演
安田 尚司 (大日本印刷(株)包装事業部 マーケティング企画本部
 マーケティング部
「行動プロセスデータから読み解く顧客中心マーケティングの実践」

矢島 彩子 (株式会社オージス総研)
(仮題)「行動観察技術の現在と計測技術への期待」

川崎 寛也 (味の素株式会社)
(仮題)「官能評価におけるTDS(Temporal Dominance of
Sensations)の有効性と限界」

小山 進 (株式会社パティシエ エス コヤマ)
(仮題)「TDSを用いた現場の要望の可視化」

大住 裕一 (サントリーホールディングス株式会社)
鹿内 学 (株式会社リクルートキャリア)

参加申し込みの方法(事前登録制・無料)とプログラムの詳細につきましては、
    http://www.dh.aist.go.jp/jp/general/shi/2016.php
にてお知らせ致します。


Takeshi KURATA, Ph.D. AIST, Japan
kurata @ ieee.org, t.kurata @ aist.go.jp
http://staff.aist.go.jp/t.kurata/



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