[image 02122] 「定量生物学の会」第八回年会

Seiichi Uchida uchida @ ait.kyushu-u.ac.jp
2016年 10月 27日 (木) 18:11:36 JST


image-MLの皆様

九大の内田です.

画像情報学とも縁のある「定量生物学の会」の
第八回年会“参加登録開始”のご案内を致します。
以下,同会世話人さんからのメッセージです.奮って
ご参加いただければ幸いです.(基本的に,参加=発表です.
ですが,「こんな画像処理技術ありますよ.バイオに使えませ
んか?」的な発表も歓迎しています.)

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定量生物学の会第八回年会は1月8日(日)、9日(月祝)に岡崎コンファレンス
センターで開催します。

定量生物学の会は、定量的な解析から生命システムの定性的な性質を明らかにすることを目指す生命科学について、その方向性や解決すべき点などを具体的な問題設定のもとで議論する場として、2008年から本格的に活動を開始しました。生命科学の幅広い領域から研究者が集い、オープンな雰囲気で議論を進めています。

本年度は、3つの年会セッションとチュートリアルを企画しました。

セッションでは、「定量生物学ハック」では定量生物学のみならず最新の生命科学を推進するうえで欠かせない最先端技術について、「制約付き空間場の定量生物学」ではタンパク質・細胞・発生の異なる階層でみられる力と空間の共役とその動態について、「解読の定量生物学」では生命現象の様々な場面で使われる情報解読とその本質について、それぞれの分野のフロントランナーを招待しご講演いただきます。

チュートリアルでは、前回の年会で好評だった電子工作に加えて画像解析、数理モデルといった実習系のチュートリアルと、機械学習や研究ハックといった座学系のチュートリアルを企画しました。これらのチュートリアルは並行して設けており、実習系では会場やその性質により人数制限も行いますが、できる限りみなさまのご希望に沿う形で進めたいと思います。

本年度も定量生物学ならではの「とんがった企画」が目白押しです。最後に、年会では、「定量的な生命科学のあり方」を模索するにあたり、参加者1人1人に情報を発信していただき、情報を相互に交換することを重視したいと考えています。そのため、参加者全員に口頭発表(招待のみ)もしくはポスター発表をお願いしています。

年会の概要を以下にまとめました。詳細につきましてはweb pageをご覧ください。
http://www.q-bio.jp/wiki/Qbio8th_2016


日時:2017年1月8日(日)-9日(月祝)
会場:岡崎コンファレンスセンター
共催:基礎生物学研究所

<年会の口頭発表のセッション>
【セッション1: 定量生物学ハック】
谷内江 望 (東京大学)「DNAバーコードによる分子・細胞動態計測の拡張」
川人 洋二(静岡大学)「TBA」
朽名夏麿(東京大学・エルピクセル株式会社)「生物画像の自動評価工程をハイスループット化する能動学習技術 CARTA」

【セッション2: 制約付き空間場の定量生物学】
平島 剛志(京都大学)「多細胞動態・形態の定量による恒常的な管径維持システムの解明」
宮崎 牧人(早稲田大学)「細胞サイズ閉鎖空間でのアクチン細胞骨格のin vitro再構成」
原 裕貴(山口大学)「細胞内空間の制約による細胞核の大きさ制御機構」

【セッション3: 解読の定量生物学】
森崎 達也 (コロラド州立大学)「生細胞におけるmRNAからタンパク質への翻訳過程をリアルタイムで可視化、定量する技術の開発」
西本 伸志 (脳情報通信融合研究センター)「ヒト脳神経活動の定量モデル化と解読」
寺田 晋一郎 (京都大学)「超視野2光子励起顕微鏡による運動野階層性情報処理機構の解析」

【チュートリアル】
・工作: 奥 寛雅 (群馬大学), 塚田 祐基 (名古屋大学)「サバイバル電子工作(再)~門外漢の門外漢による門外漢のための手抜きハードウェア制御入門~」
・画像解析 (ImageJ): 野中 茂紀 (基礎生物学研究所), 新井 由之 (大阪大学)「ImageJで「全力」で楽をする」
・数理モデル: 木村 暁 (国立遺伝学研究所)「初学者のための数理モデル構築&解析実習」
・機械学習: 大関 真之 (京都大学)「今日から始めるスパースモデリング 」
・解析自動化+研究ハック: 二階堂 愛 (理化学研究所)「TBA」

 ポスターセッション:参加者全員(招待口演者を除く)がポスター発表をします。

参加費:お弁当の有無、懇親会の参加などにより、1600-4300円程度を予定

【参加者へのお願い】
「定量的な生命科学のあり方」を模索するにあたり、参加者一人一人に情報を発信していただき、情報を相互に交換することを重視したいと考えています。そのため、参加者には全員ポスター発表を行っていただきます(口頭発表者・チュートリアル講師を除く)。

例年、ポスター要旨提出締め切り時期に参加キャンセルが多くなっており、定員を理由に参加できない方々にご迷惑がかかっています。年会参加登録前にポスター発表に関する研究責任者の同意を得て頂き、11月末を予定しているポスター要旨締切に備えて準備を行っていただけますようお願いいたします。

まだ十分な結果が出ていなかったり、研究室の都合で詳細な内容を発表できないという状況も想定されますが、そのような場合は、自分が何をやりたいかを説明するようなポスター発表でも構いません。実際、過去の年会において研究提案中心のポスターが発表されていました。

【参加についてのご注意】
定量生物の会 年会には非常に沢山の方々に参加を頂いており、例年登録開始から数日で規定の定員に達するという状況が続いております。今年も会場のキャパシティなどもあり参加人数を100名強とさせていただいておりますので、お早めにご登録をお願いします。また、「全員ポスター発表をすることを知らなかった」「参加やポスター発表に関して、PIや会社の許可が得られない」といった理由で、登録後に参加・発表をキャンセルされる事例も散見しております。年会参加登録前にポスター発表に関する研究責任者の同意を得て頂きますようお願いいたします。

【参加登録と演題登録の流れ】
第八回年会登録のWebサイト
登録ページURL: https://goo.gl/forms/38yAP8f46OjKF9tH3

 から、参加登録ページに進んでいただき、お名前など簡単な情報を登録します。
その際、年会/チュートリアル参加の有無、弁当等の注文の有無、を選択していただきます。
↓
年会参加登録者には後日、演題を登録していただきます(ポスターの演題登録については11月中旬に登録いただいたメールアドレスに案内予定です。11月末に登録締切を予定しています)。

問い合わせ先:q.bio2016 at gmail.com
(迷惑メール対策のため@をatと表示しています。at を @ に置換してください)

みなさまのご参加をお待ちしております。
「定量生物学の会」コアメンバー一同

-- 
Seiichi Uchida
uchida @ ait.kyushu-u.ac.jp
Kyushu University, Japan


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