[image 02774] HAIシンポジウム2017(事前参加申込締切11/30)

Takahiro Tanaka tanaka @ coi.nagoya-u.ac.jp
2017年 11月 29日 (水) 11:15:58 JST


皆様
(重複してお受け取りの節はご容赦下さい)

名古屋大学の田中と申します.

下記の通り,12月11~12日に金沢歌劇座でHAIシンポジウム2017を開催致します.
参加費が割引となる事前参加申込み〆切は,11月30日(木)となっております.
また,事前参加申込みは,振込みまで行って頂いて完了となります.

多数のご参加をお待ちしています.

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HAIシンポジウム2017
(Human-Agent Interaction Symposium 2017)
http://hai-conference.net/symp2017/

○協賛
協賛:人工知能学会,ヒューマンインタフェース学会,電子情報通信学会,日本認知科学会,(予定)科研・新学術領域研究「認知的インタラクションデザイン学」


○開催日
2017年12月11日(月)~12日(火)


○開催場所
金沢歌劇座
http://www.kagekiza.gr.jp/access/


○運営委員長挨拶
                            片上大輔(東京工芸大学)

また,この季節がやってきました.今年でHAIシンポジウムも12回目となり,昨年は参加者が149名で,ここ5年で最高を記録し,ポスター発表者も37件で過去最高となりました.2013年から国際会議も開催するようになったのですが,国内もニーズが高まり続けています.そこで今年は新たな試みをいくつか行いたいと思います.開催地に関して,例年はローカルをお願いできる方がいるところでの開催しかありませんでしたが,今年はHCGシンポジウムとの連続開催の形で金沢で行うことになりました.また,1年後に表彰を行っていた賞をなるべく早く受賞した皆さんに届けられるように現在検討を行っております.また,企業からのニーズも高まっており,企業と連携できるような企画も検討中です.2日間の短い時間ですが,ぜひ楽しんでいただければと思います.

学生の皆さん,ぜひ1年間の研究の成果,アイデアを本シンポジウムにぶつけて下さい.どこか1点でも突き抜けた研究を発表して下さい.参加している研究者を1人でよいので感動させて下さい.

参加する研究者の方々にお願いです.これまで通り厳しい目で評価,コメントしていただいてかまいません.ただ,何か面白いと自分の感覚で思ったら,特に学生,若手研究者の研究に関しては,ぜひ一言声をかけてください.少しその思いを話してあげて下さい.エージェントとのインタラクションを語りながら,人間同士のインタラクションも促進できればいいなと思います.それで,またこのコミュニティはさらに限りなく発展していくことと思います.

HAIコミュニティは,学生,若手研究者をさらに高みへ導きたいと思っています.HAIシンポジウムは,そのためのコミュニケーションの場を提供しているものだと思っています.皆さんが世界へ羽ばたくための足掛かりになることが役割だと思っています.ぜひ本シンポジウムをきっかけに,参加者が何らかの形で,少しでも自分を高めるためのきっかけになれば,とてもうれしく思います.


○対象分野
HAIに関する理論的・実証的研究,各種応用システム開発事例などを広く募集します.たとえば,以下のようなテーマが該当しますが,これに限定されるものではありません.

- 人とインタラクションを行うエージェント/ロボットの設計・実現方法
- エージェント/ロボットを介した人同士のコミュニケーション
- エージェントによるヒューマンインタフェース
- 認知科学,社会心理学,進化心理学,発達心理学におけるHAI
- エージェント/ロボットの倫理
- 人とエージェント/ロボットの相互適応
- 適応・学習を可能にするインタラクションの設計
- エージェント/ロボットのアピアランス,表情,ジェスチャーの設計
- 意図,エージェンシーの認知,アニマシー知覚
- 人とエージェントの関係性
- エージェント/ロボットの身体性
- インタラクションを可能にする知能の解明と実現
- インタラクションを通して生まれる知能の解明と実現
- 認知発達ロボティクス
- 記号創発ロボティクス
- 
HAIの要素技術…ユーザ状態の推定/学習,エージェントの適応/学習,エージェントの音声合成/認識
- 
人工知能技術,深層学習などを用いたエージェント/ロボットにおける知能の理解・設計およびインタラクションのデザイン
- CMC(Computer Mediated Communication)環境における身体的なインタラクション
- HAIの応用事例など


○口頭発表
口頭発表セッションはシングルトラックで開催しますので,参加者全員に対して研究成果を報告することができます.また,口頭発表への投稿論文の中から深く議論したいものを数件プログラム委員が選抜し,「討論セッション」を開催します.討論セッションでは通常の口頭発表よりも発表時間を長く確保しますので,十分に議論できます.


○ポスター発表
ポスター発表では,発表者と参加者が少人数で密でインタラクティブな議論ができます.ポスターのサイズは最大A0です.なお,デモの実施に必要なテーブルと電源はご用意いたしますが,機材等の別送のための受取,保管,返送等には対応できません.


○日程
2017年11月30日(木):事前参加申込み〆切
2017年12月11日(月),12日(火):HAIシンポジウム2017


○参加申込
HAIシンポジウム2017 Webサイト( http://hai-conference.net/symp2017/ )よりお願いします.


○HCGシンポジウム初日への無料参加
HAIシンポジウム参加者はHCGシンポジウムの初日(12/13)のプログラムに無料で参加できます.
事前の申込は不要です.12/13にHCGシンポジウム受付にて氏名と御所属をお伝えください.


〇ネットワーク環境
講演会場内にて無線LANの使用が可能です.接続数に限りがありますので必要のない通信はご遠慮ください.


〇各賞
本シンポジウムでは,優秀な研究発表に対して,下記の通り表彰する予定です.
・優秀論文賞(Outstanding Research Award)口頭発表から数件
・優秀ポスター賞(Impressive Poster Award)ポスタ発表から数件
また,今年度は「学生奨励賞(Student Encouragement Award)」も検討しています.
受賞者発表もクロージング中に行なう予定ですので,みなさま最後までご参加ください.


○特別企画セッション
企画1
自動車の知能化とヒューマンエージェントインタラクション

近年の機械学習の目覚ましい発展により,自動車の知能化が現実的になりつつあります.自動車に搭載されたコンピュータが様々な意思決定を人に代わって行うようになると,そのインタフェースとしてエージェントを用いることが,人と自動車の間で分かりやすいインタラクションを実現する鍵となると考えられます.ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)の分野においてはこれまでに基礎理論から応用まで幅広い研究がなされてきました.本セッションでは知的自動車の実用化にあたり,自動車メーカにおいて研究開発を行っている研究者や自動車メーカと共同研究をしている研究者をお招きし,現状,課題,HAI研究分野への期待,要望をお話頂き,問題を共有するとともに,解決策について議論を行います.

企画2
チュートリアル:HAIを科学研究として成立させるための作法

ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)の分野においてはこれまでに基礎理論から応用まで幅広い研究がなされてきました.その中にはアイデアは秀逸であるが方法に難があるためにトップカンファレンスへの採択や高インパクトファクターの雑誌への掲載がかなわなかった研究が少なからず存在しています.本チュートリアルでは,HAIを科学研究として成立させるための作法について,解説を行います.


企画3
HAIシンポジウム,HCGシンポジウム共同パネルセッション「HAIとHCGの相違点,共通点」(仮)
開催日時:12/12(火) 16:30~17:10 (HAIシンポジウム内)
開催場所:金沢歌劇座大集会室

HAIシンポジウムとHCGシンポジウムの連続開催を記念した特別企画として共同パネルセッションを開催します.このパネルでは,HAI,HCGを代表する方にそれそれから登壇して頂き,HAIとHCGの相違点,共通点について議論したいと思います.

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