[image 02705] [プログラム公開]ViEW2017 参加募集

Terachan terada @ is.tokushima-u.ac.jp
2017年 10月 17日 (火) 12:00:22 JST


image-ML 関係各位

お世話になっております。
ViEW2017 実行委員長の寺田@徳島大学と申します。

先日,講演募集させていただきました ViEW2017ですが,おかげさまでたくさん
の講演のお申込みをいただきました.ありがとうございます.

さて,このたび,プログラムを公開しましたので,この場をお借りして,「参加
のお誘い」をさせていただきます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/program.html

ViEW2017 では,全てのセッションが《シングルトラック》で,「産業応用」
「ロボット・3次元・計測」「基礎・認識」「メディア・映像」の厳選した分野
からのオーガナイズドセッションとハイブリッドセッション,同分野の幅広い分
野からのインタラクティブセッションに加え,最新のトピックスに関する様々な
特別企画をご用意しています.ご期待下さい!
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special_program.html

格安なweb事前登録は,11/15までとなっておりますので,お早目の参加登録をお
願いします.よろしくお願いいたします.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/participation.html

<ViEW2017>――――――――――――――――――――――――――――――

           精密工学会 画像応用技術専門委員会 

           ビジョン技術の実利用ワークショップ
              ~原点回帰で甦る~

            2017年12月7日(木)~8日(金)

           パシフィコ横浜アネックス・ホール
         〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1

           実行委員長:寺田賢治(徳島大)
        プログラム委員長:満倉靖恵(慶大)

―――――――――――――――――< http://www.tc-iaip.org/view2017/ >
ViEW (Vision Engineering Workshop) は,1989年に外観検査の自動化ワーク
ショップとしてスタートし,四半世紀に亘り日本における画像処理技術の発展に
貢献してきました。2003年よりビジョン技術の実利用ワークショップと名称を変
え,外観検査技術にとどまらず,その対象分野を貪欲に広げ,現在では極めて幅
広い分野をカバーしています。時代の要請に従い変化しつつ,一貫して産業応用
への貢献を第一義としています。例年,約100件の講演に対し,500名程の皆様に
ご参加頂いております。

本年の ViEW2017 では,一般講演は,口頭発表(8件),インタラクティブ発表(81
件),ViEW独自のハイブリットオーラル発表(16件)(重複あり)の3つの発表形式
で,全てシングルトラックにて行われます。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/program.html

さらに特別講演として,輿水大和先生(中京大教授)には「画像技術の学術的覚悟
-もっと深く,広く,もっと先に-」を,榊原彰氏(日本マイクロソフトCTO)に
は「産業に浸透するMixed Reality」についてご講演いただきます。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special.html

また「外観検査と標準化」「質感認識」「ビッグデータとベンチマーク」「8k」
に関する基調講演,画像処理の明るい未来を感じさせる「未来の車と顔認識」
「紫外,近赤,遠赤,テラヘルツ波」に関する特別企画セッションなどもご用意
しておりますので,お楽しみに。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/keynote.htmlhttp://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special_session.html

産・官・学のすべての研究者,技術者ばかりでなくビジョン処理とその応用技術
に関心をお持ちの皆様の参加を心からお待ち申し上げております。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/participation.html
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■ オーガナイズドセッション(12/7,8日 9:15-10:50,11:00-12:35)
OS1 産業応用 ~現場の課題に挑む~
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・渋谷久恵(日立製作所)
OS2 ロボット・3次元・計測 ~深化するイメージセンシング~
             ・・・・・・・滝本裕則(岡山県立大),飛谷謙介(関西学院大)
OS3 基礎・認識 ~実用化画像処理のためのデータセット~
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大橋剛介(静岡大)
OS4 メディア・映像 ~高画質時代のビジョン技術~
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 望月貴裕(NHK技研)
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/session.html
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■ インタラクティブセッション(12/7,8 13:30-15:00)
IS1-A 産業応用(1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤原伸行(明電舎)
IS1-B ロボット・3次元・計測(1)・・・・・・・・・・・原田実(日立製作所)
IS1-C 基礎・認識(1)・・・・・・・・・・・・・・・野村安國(東京ウェルズ)
IS1-D メディア・映像(1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・調整中

IS2-A 産業応用(2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岩田健司(産総研)
IS2-B ロボット・3次元・計測(2)・・・・・・・・・・・・深井寛修(明電舎)
IS2-C 基礎・認識(2)・・・・・・・・・・・・・・・・・後藤邦博(豊田中研)
IS2-D メディア・映像(2)・・・・・・・・・・・・・永田毅(みずほ情報総研)
IS2-E 外観検査アルゴリズムコンテスト2017
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/program.html
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■ 基調講演1(12/7(木) 9:15-9:45)
◎「IoT時代に向けた外観検査と標準化」
                  講師:野中一洋氏(産業技術総合研究所)

IoT時代を迎え,ビッグデータやAI活用が活発に議論されている中で,外観検査
についても次代を見据えた対応が必要になっている。 本講演では,自動化の
もっとも難しいものに分類されるめっきムラ検査を中心に, 数値化と共通化の
観点から,あたらしい客観評価の考え方,検査事例,および標準化に向けた取り
組みを紹介する。 さらに,曲面や複雑形状表面の検査への展開から,将来の外
観検査一般への拡張について議論する。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/keynote.html
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■ 基調講演2(12/7(木) 11:00-11:30)
◎「質感の画像認識について」
                      講師:岡谷貴之氏(東北大教授)

画像から物の「質感」―ここでは主に物体表面の様々な物理的性質を指す―を,
人と同じように認識することは,深層学習によって画像認識のフロンティアが大
きく前進した今でも,かなり難しい問題である。 なぜ,何が難しいのかを外観
しつつ,われわれの研究の取り組みを紹介する。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/keynote.html
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■ 外観検査アルゴリズムコンテスト2017表彰式(12/7(木) 15:00-15:20)
◎ 「4D 画像からの細胞分裂の検出」
		               
本年の「外観アルコン」に貴重なデータをご提供いただきました根本知己教授,
一本嶋佐理氏(北海道大)のご講演の他,コンテストの概要説明,審査結果発表,
受賞者によるアルゴリズムの説明などがあります。
⇒ http://alcon.itlab.org/
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■ 特別企画セッション1(12/7(木) 15:20-16:50)
 「未来を感じさせるクルマ・未来を見据えたテクノロジ」
           オーガナイザ:下村倫子(日産自動車),満倉靖恵(慶大)

基調講演:「未来のクルマ(完全自動運転車)が提供する未来の移動と画像認識」
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・野辺継男氏(インテル)
「未来の車はなぜ空っぽなのか」
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・上田哲郎氏(日産自動車)
「近年の顔認証関連技術の動向と取り組み」
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋巧一氏(日本電気)
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special_session.html
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■ 特別講演1(12/7(木) 17:00-18:00)
    「画像技術の学術的覚悟 -もっと深く,広く,もっと先に-」
         講師:輿水大和氏(中京大 教授・人工知能高等研究所長)

画像技術への期待は百花繚乱,産業現場を越えて今後もとどまる様子はないが,
それに応える技術の実力は浅くて狭いという自省がいま求められている。例え
ば,そもそも,
・画像デジタル化理論に処方箋がない,
・エッジ検出は勾配原理から脱却したい,
・大局的に画像をに見る技術がない,さらに,
・これらの画像技術部品を動員した画像検査タスクの実現に,DL技術が狙うよう
な万能薬技術(Omni-potent Inspection)がほしい,このような画像技術の現場
の話題を通して,顔画像研究もカバーして,画像技術はどのような学術・技術的
覚悟をもてそうか,試論する。そのために,各自の集団的自力ででもその“技術
論”を構築しなければならない。手掛かりは,R.デカルト,H.ベルクソンの思索
やセレンディッポ王の知恵にあるかもしれない。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special.html#SP1
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■ 基調講演3(12/8(金) 9:15-9:45)
◎「画像・映像解析ベンチマークとその功罪」
       講師:佐藤真一氏(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系)

画像・映像の意味解析や検索のためのベンチマークとしてPASCAL VOCやImageNet
やTRECVID等が知られている。 大規模な画像・映像データ,意味分類や物体検出
等のタスク,それらに対応する正解データから構成され, 学習データとしての
利用もさることながら, 手法の公正な比較評価に使われ,手法の研究開発の発
展に寄与するところ極めて大である。 本講演では,こうしたベンチマークを紹
介し,これらを利用することの利点を紹介するとともに, これらの使用上の注
意,さらには問題点についても議論したい。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/keynote.html
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■ 基調講演4(12/8(金) 11:00-11:30)
◎「8K超高解像度映像技術の医療応用:8K内視鏡と8K顕微鏡の実現へ」
      講師:山下 紘正 氏(カイロス株式会社 取締役
      一般社団法人メディカル・イメージング・コンソーシアム 理事)

我々は日本発の超高解像度映像技術である8Kを医療へ応用するため, 2013年の
8K腹腔鏡下動物実験を皮切りに,8K腹腔鏡下胆嚢摘出手術,8K顕微鏡眼科手術,
8K内視鏡による開胸下心臓手術観察,開腹下子宮全摘手術観察などを世界で初め
て実施してきた。 本講演では,8K内視鏡と8K顕微鏡への取り組みを中心に,8K
医療応用の最新動向と, 実用化に向けた展望について解説する
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/keynote.html
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■ 特別企画セッション2(12/8(金) 15:00-16:30)
 「Beyond RGB ! 可視光を超えるセンシング技術」
            オーガナイザ:加藤邦人(岐阜大),佐藤雄隆(産総研)

基調講演:「イメージインテンシファイアを用いた深紫外光イメージング」
     「近赤外光センシング技術 ~半導体故障解析装置への応用」
        ・・・・・・・・・長谷川寛氏,寺田浩敏氏(浜松ホトニクス)
「遠赤外光を活用したマルチモーダル画像センシング技術とその応用」
        ・・・・・・柴田剛志氏(NEC),田中正行氏(産総研, 東工大),
                           奥富正敏氏(東工大)
「テラヘルツ波による電力機器・設備の非破壊検査技術の開発」
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・布施則一氏(電中研)
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special_session.html
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■ 小田原賞表彰式(12/8(金) 16:40-16:55)
    		               
精密工学会画像応用技術専門委員会「小田原賞2017」「若手奨励賞2017」の発表
と表彰式につづきまして,画像応用技術専門委員会30周年記念の事業の一環とし
て選出された「グランド小田原賞」の受賞記念講演を実施します。

受賞記念講演:「周辺視と固視微動に学ぶ「傷の気付き」アルゴリズム」
              青木公也氏,舟橋琢磨氏,輿水大和氏(中京大),
                       三和田靖彦氏(トヨタ自動車)
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/odawara.htmlhttp://www.tc-iaip.org/view/award-ground.shtml
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■ 特別講演1(12/8(金) 16:55-17:55)
    「産業に浸透するMixed Reality」
            講師:榊原彰氏(日本マイクロソフト執行役員・CTO)

マイクロソフトは近年、物理現実とデジタル現実を複合するMixed Reality(MR:
複合現実)というコンセプトを発展させ、HoloLens というデバイスを作成するこ
とによってそのテクノロジーを様々なアプリケーションとして開発することを可
能としてきました。本講演ではMRテクノロジーの現在と、様々な産業におけるMR
の活用事例を紹介し、産業におけるイノベーションに関して議論いたします。
⇒ http://www.tc-iaip.org/view2017/contents/special.html#SP2
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■ お問い合わせ
  画像応用技術専門委員会事務局「ViEW2017」係
  〒169-0073 新宿区百人町2-21-27 アドコム・メディア(株)内
  TEL:03-3367-0571
  e-mail:iaip(at)adcom-media.co.jp
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以上,です.
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~~)(_^ + _" terada @ is.tokushima-u.ac.jp
  (  _) | _  http://www-b1.is.tokushima-u.ac.jp/~terada


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