[image 03667] ViEW2019 講演募集開始
NAKAMURA, Akio
nkmr-a @ cck.dendai.ac.jp
2019年 8月 8日 (木) 16:21:15 JST
image-MLの皆様
(複数のメールを受け取られた場合はご容赦ください)
東京電機大学の中村と申します.
ViEW2019プログラム委員長を務めております.
ViEW2019 ビジョン技術の実利用ワークショップ の講演申込みを開始しました.
ビジョンに関するあらゆる技術と応用に関する様々なフェーズの論文を広く募集
いたします.
詳細はこちら⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/
実利用を目指したものであれば,まだ完成度が低いものでも結構です.
ViEW2019での議論を飛躍のきっかけとしていただけばと思います.
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ViEW2019 ビジョン技術の実利用ワークショップ
「実世界を見る・観る・視るビジョン技術」
http://www.tc-iaip.org/view/2019/
日時: 2019年12月5日(木),6日(金)
会場: パシフィコ横浜 アネックスホール
講演申込期限:2019年 9月13日(金)
講演採択通知: 2019年10月4日(金)
原稿提出期限:2019年10月25日(金)
公知日: 2019年11月25日(月)
実行委員長: 楜澤 信 (AGC)
プログラム委員長: 中村 明生 (東京電機大学)
―――――――――――――――――< http://www.tc-iaip.org/view/2019/ >
ViEWは、その名の通り,画像処理とその応用技術の実利用化に関するワークショッ
プです。1989年以降、外観検査をはじめとした画像処理技術の産業応用を根幹に
据えながらも、時代の要請に呼応して応用対象を貪欲に拡大し、極めて幅広い分
野を網羅しております。毎年12月初旬に横浜の地で開催され、約100件の講演に
対し、500名の皆様にご参加頂いております。
2019年現在、第三次AIブームといわれるようになってから数年が経過しており
ます。画像処理の分野においても、深層学習の登場以来、大量のデータが得られ
る対象に関してはそれまでの数十年では取り扱いが困難であった問題の一部が解
決されるようになり、一般的に期待感が高揚しています。このブームの行く末は
分かりませんが、実世界における画像処理技術に関して、広い応用事例を通して
足もとを見つめ直し、未来へ向けた議論ができる場の提供を企図して、テーマを
「実世界を見る・観る・視るビジョン技術」と設定しました。
日米を股にかけて活躍されている認知神経学者・下條信輔氏 (カリフォルニア
工科大学教授) ,NHK・チコちゃんに叱られるの製作スタッフである西ヶ谷 力哉
氏 (NHKエンタープライズ),林 伸彦 氏 (NHKアート)による特別講演の他、様々
な企画を準備しております。
参加者にとってより有意義なワークショップになるよう新たな試みにもチャレ
ンジする予定です。産・官・学のすべての研究者、技術者ばかりでなく、画像処
理とその応用技術の実利用に関心をお持ちの皆様の参加を心からお待ち申し上げ
ます。
本ワークショップは、全セッションをシングルトラックで構成しております。
参加者全員が全ての講演を聴講・議論することで、最新の情報を効率よく共有で
きことが大きな特徴です。
セッションは、インタラクティブセッション、ハイブリッドセッション、特別
企画セッション、特別講演から構成されます。インタラクティブセッションはポ
スター発表で密に議論をしていただきます。ハイブリッドセッションはオーガナ
イズドセッションですが、基調講演とオーラル発表に加え、ポスター発表をされ
る一部の方によるハイブリッドオーラル発表を組み合わせた独特のものです。
特別企画セッション、特別講演はその年のテーマを念頭に、意欲的な企画を用意
しております。
また、優秀な講演に対して研究奨励を目的に、一般を対象とした「小田原賞」、
若手研究者を対象に限定した「若手奨励賞」をそれぞれ授与しております。
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■ 募集中のセッション
◎ インタラクティブセッション
参加者と1対1で対話可能な研究発表で、創意あふれる発表によってアピール
◎ ハイブリットオーラル(オーラル)セッション
会場での講演,もしくは会場での短い講演及びインタラクティブセッション
で研究成果をアピール
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■ 企画
◎ 特別講演1: 下條 信輔 氏 (カリフォルニア工科大学教授)
「機械は人間を超えるか 〜見えるものと見えないもの〜」
◎ 特別講演2: 西ヶ谷 力哉 氏 (NHKエンタープライズ),林 伸彦 氏 (NHKアート)
「チコちゃんに叱られる 制作の舞台裏」
◎ 特別企画セッション1: 世界をリードする若手研究者が覗く! 最新AIの世界
◎ 特別企画セッション2: VIEWとは!? 多様な「視点」の再考
◎ 画像応用技術専門委員会 小田原賞
◎ 画像応用技術専門委員会 ViEW若手奨励賞
◎ 懇親会
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/view/2019/special.html
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■ 精密工学会誌「ViEW+DIA」特集号論文の企画
ゲストエディタ:未定
毎年,精密工学会誌におきまして,「ViEW+DIA」特集号を組んでおりますが,
今回も特集号を組むことが決まっています.優秀な講演を推薦いたします(査
読はございます).是非,講演+論文投稿をお考えください.
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■ お問い合わせ
アドコム・メディア(株)内 画像応用技術専門委員会事務局 ViEW2019 係
TEL: 03-3367-0571
e-mail: iaip @ adcom-media.co.jp
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なお,以下は特別企画セッション,オーガナイズドセッションのオーガナイザー
からの企画内容や意図に関する説明です.
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特別企画セッション1: 世界をリードする若手研究者が覗く! 最新AIの世界
オーガナイザー: 片岡 裕雄 (産総研),井上 中順 (東京工業大), 明石 卓也 (
岩手大
概要
日本のAI研究者は、現在プレゼンスの向上を目指してAIブームをふりかえりつ
つ、次の一手を模索している状況といえます。
本特別企画セッションは、最近の日本のAI研究に対して「こうするべき」「こ
う変えていきたい」といったことを考察するきっかけとしていただきたいと考え
ます。また、最新AI技術の実応用に関して、様々な視点から「見る・観る・視る」
議論を喚起します。
基調講演では、今まさに世界の第一線でご活躍されており、今後さらに世界の
AI研究を牽引されるであろう若手研究者を講師としてお招きし、フレッシュな目
で「覗いた」最新AI技術の紹介・有益な提言をいただきます。
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特別企画セッション2: VIEWとは!? 多様な「視点」の再考
オーガナイザー: 戸田 真志 (熊本大),青木 広宙 (公立千歳科技大)
概 要
日常的に我々が行う「VIEW / 見る・観る・視る」という行為は、時間、空間、
周波数など、多様な軸における「ある断面」を切り取るものです。
本特別企画セッションは、VIEWという行為を広く捉え直し、多様な視点でもの
ごとを再考するきっかけとしていただきたいと考えます。
基調講演では、日頃我々が慣れ親しんでいる「ある断面」のすぐ外側に位置付
けられるものとして、「こどもの視点」、「ハンディキャッパーの視点」、「動
物の視点」という3つの話題について、それぞれの最前線で活躍されている方々
を講師としてお招きし、参加者とともに、これらの「ある断面」の間で、何が類
似していて、何が異なるのか、 について議論していきます。
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オーガナイズドセッション1: 基礎・認識
理解し、説明する! 最先端学習技術
オーガナイザー: 西山正志(鳥取大),高橋徹(NEC)
概 要
学習技術の実応用にあたり、認識性能の高精度化というこれまでの視点に加え、
認識の成否の原因・理由に関する説明の視点が求められます。いわゆる
Explainable AIが重要であり、また、それを人に伝えるための表現技術
Vision-Languageが必要となります。
本セッションは、学習技術に関する最新技術の一端を紹介するとともに、その
得手不得手について考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えます。
基調講演では、Explainable AIの観点からは、認識時に何を見ているかを表現
する深層学習のアテンション機構について、Vision-Languageの観点からは、画
像認識の技術と自然言語処理技術の融合について、それぞれ最先端の研究をされ
ている方々を講師としてお招きし、学習技術の現実に関して見解をご開陳いただ
きます。
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オーガナイズドセッション2: メディア・映像
ディフェンスからオフェンスへ! ビジョン技術とエンターテインメント応用の発展的融合
オーガナイザー: 望月貴裕(NHK技研),飛谷謙介(関西学院大)
概 要
画像や映像から様々な情報を正確に抽出するビジョン技術は着実な進歩を遂げ
ています。これをあえて「ディフェンス」の視点とすると、AR・VR技術、プロジェ
クションマッピング、実写とCGのリアルタイム合成などは「オフェンス」の視点
に基づくものといえ、特にエンターテインメントに大きく関連します。
本セッションは、ディフェンスであるビジョン技術とオフェンスであるエンタ
テインメント応用の融合について考察・議論するきっかけとしていただきたいと
考えます。
基調講演では、関連分野をリードしている講師の方々をお招きし、見るものを
楽しませる「オフェンシブな技術」の魅力について語っていただきます。
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オーガナイズドセッション3: 産業応用
端(はた)から見るか? 央(なか)から見るか? AI技術の産業展開
オーガナイザー: 早瀬光浩(豊橋創造大),野村安國 (ディスコ),藤原孝幸(北海
道情報大)
概 要
AI技術導入の波は産業分野にも押し寄せています。しかし、「機械の判断への
嫌悪感」、「判断がブラックボックス」「現状の実力以上の過度な期待」などの
問題が山積しています。問題解決にあたり、能動的に関わるか、受動的に過ごす
のか、は導入の効率に大きく影響します。
本セッションは、産業分野においてAI技術やその問題点をどういった視点・立
ち位置で捉えるかについて考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えま
す。
基調講演では、現場の問題とAI技術の産業展開について、造詣が深い方々をお
招きし、研究開発活動を俯瞰していただきます。
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OS4: ロボット・3次元・計測
実環境で活躍せよ! 本当に役立つタフなロボット・AI技術
オーガナイザー: 秋月秀一(中京大),山下淳(東大)
概 要
本当に役立つロボットを考えるとき、屋内の整備された環境における産業用ロ
ボットを指す時代が長く続きました。しかし、最近はAI技術の進展も相まって、
モデル化が困難な非整備実環境へ活動の場が広がりつつあります。
本セッションは、実環境に耐えうるタフなロボット・AI技術とは何か、その発
展のために必要となる視点・考え方について考察・議論するきっかけとしていた
だきたいと考えます。
基調講演では、時々刻々と変化する実環境におけるロボット・AI技術に関して
深い知見を有する方々を講師としてお招きし、現状の問題点と将来への希望につ
いて熱く語っていただきます。
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以上です.
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中村 明生 NAKAMURA, Akio, Ph.D.
nkmr-a @ cck.dendai.ac.jp
ものづくりセンター長 / 教授
Director of MONOZUKURI Center / Professor
東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科
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