[image 04556] 第25回 日本知能情報ファジィ学会 しなやかな行動の脳工学研究部会研究会開催案内
kikuchi @ stf.teu.ac.jp
kikuchi @ stf.teu.ac.jp
2021年 12月 8日 (水) 19:03:10 JST
(重複して受け取られた際にはご容赦下さい)
下記の通り,第25回 日本知能情報ファジィ学会
しなやかな行動の脳工学研究部会研究会の開催案
内を送付させていただきます.ご興味のある方は,
どなたでも参加可能です.是非,ご参加いただき
ますようお願い申し上げます.
第25回 日本知能情報ファジィ学会
しなやかな行動の脳工学研究部会 研究会
開催案内
本研究部会では,しなやかさを伴う人間の感性や行動を
工学的に取り扱い,脳工学を基盤としたソフトコンピュ
ーティングの幅広い研究テーマについて情報交換を行う
場を提供しています.本研究会では,下記2つの講演を
おこなっていただきます.大変興味深いテーマですので,
是非,ご参加いただきますようお願いいたします.
■ 主 催: 日本知能情報ファジィ学会 しなやかな行動の脳工学研究部会
■ 日 時: 2021年12月24日(金) 13:00〜15:40
■ 会 場: Zoom開催(下記参照)
■ 講演内容:
● 13:00〜13:05
開会挨拶: 林 勲(関西大学大学院 総合情報学研究科)
● 13:05〜14:15
講演1: 司会・堀尾 恵一(九州工業大学大学院 生命体工学研究科)
夏目 季代久 氏 (九州工業大学大学院 教授)
講演タイトル
しなやかな行動発現のための情報処理と脳内神経リズム同期現象
講演概要
脳は階層的なシステムである.また脳内には周波数の高い脳波から,
低い概日リズムと周波数の異なる数多くのリズムが存在する.脳波は
同じ周波数同士,異なる周波数同士,同期現象を通じて相互作用して
いる.最近,私たちはラット海馬で誘導されるβ波(13-30Hz)が24
時間周期の日内変動する事を明らかにした.一方ラットの行動リズム
も日内変動しており環境光刺激と同期している.ラットを常に暗い恒
常暗条件で飼育すると行動リズムは条件変更前とほとんど変わらない
が,海馬β波の日内変動は大きく変化した.以上の結果は海馬が内在
的日内変動リズムを持ち,環境光刺激に同期している事を示唆してい
る.私たちは,脳は神経リズムの同期現象を通じて入力刺激を処理し
しなやかな行動発現につながっていると考えている.
● 14:25〜15:35
講演2: 司会・林 勲(関西大学大学院 総合情報学研究科)
中山 雅宗 氏 (オムロン(株) コアテクノロジーセンタ)
講演タイトル
人とラリーを継続する卓球ロボット「フォルフェウス」
講演概要
オムロンは,コア技術「Sensing&Control+Think」を用いて,人とラ
リーを継続する卓球ロボット「フォルフェウス」を開発してきた.人と
機械の未来の関係性「融和」のシンボルとして世界中に披露されており
大きな反響を生んでいる.本講演では最新の第 6世代のフォルフェウス
の技術や今後の展望について述べる.
● 15:35〜15:40 閉会挨拶:工藤 卓 (関西学院大学 理工学部)
■ 参加費:
無料
■ 参加方法:
事前申し込みが必要ですので,下記のリンク先フォームから申し込みを
お願い致します.申し込みいただいた方に,Zoomアクセス方法をメールで
連絡いたします.
https://forms.gle/HTAqcfmjXHDo3iDP9
■ 問い合わせ先:
日本知能情報ファジィ学会 しなやかな行動の脳工学研究部会
担当者・照会先: 三好 哲也(阪南大学 経営情報学部)
E-mail: miyoshi @ hannan-u.ac.jp
(代理投稿:東京工科大学 菊池 眞之)
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