[image 04654] 国立情報学研究所(NII)-ロバストインテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センター(CRIS)の委託研究公募のご案内

Shin'ichi Satoh satoh @ nii.ac.jp
2022年 4月 15日 (金) 18:45:15 JST


image-mlの皆様、

国立情報学研究所(NII)より、研究公募のご案内です。どうかよろしくお願い
します。

-- Shin'ichi


国立情報学研究所(NII)では、LINEからの資金を受けて、2018年度からロバストイ
ンテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センター(Center for Robust
Intelligence and Social Technology:CRIS)を立ち上げて運営しています。

このセンターは、頑健なIT技術の開発を推進し、現代日本社会が直面するさまざまな
社会課題の解決を探索することをミッションとしており、そのために、大学等に所属
する研究者から広く研究テーマを募り、資金を提供することを行います。1つの形態
として、提供した資金でテーマに沿った研究を自由に進めて頂ける委託研究がありま
す。2019年度に公募を行い、23件の応募から8件を採択しました。半年ほどと短い研
究期間にも拘わらず、大きな成果を挙げることが出来ました。( http://research.
nii.ac.jp/CRIS/commissioned/ をご覧ください。)

諸般の事情で少し間が空きましたが、2022年度も、委託研究を行うこととなり、公募
を開始いたしましたのでお知らせ致します。公募要領等の詳細につきましては
NII-CRISのホームページ http://research.nii.ac.jp/CRIS/ をご覧ください。

応募のための書式等は http://research.nii.ac.jp/CRIS/document/ からダウン
ロードできます。

研究テーマとしましては、音声・言語情報処理、画像情報処理、対話システム、ロ
ボットなどが中心となりますので、ご興味のある先生方も多いと思い、音声メールで
ご案内させていただきました。

なお、「従来的な学術の体系や方向の延長線上での問題解決を目指すのではなく、潜
在的な問題を見出しながら、これまでとは根本的に異なる問題解決手法を提示する研
究や、いわゆる「0」から「1」の創造的活動に資するような研究など、飛躍的に発展
する潜在性を有する斬新でチャレンジングな研究計画を優先」して選定することを考
えております。科研費の挑戦的萌芽研究に近い考え方です。

画像処理、自然言語処理、音声処理、機械学習、情報検索、HCI、IoT、ロボティック
スなどの分野に関係し、コミュニケーション・マルチメディア、ディジタルトランス
フォーメーション(DX)・業務効率化、デジタルフォレンジック、ヘルスケア、防
災・減災、教育、農業・漁業や、近年では新型コロナウィルス感染症(COVID-19)な
ど、様々な応用が期待されます。今回、この様なテーマに沿った基礎・基盤研究と、
それらに立脚した応用研究を、自然科学・工学に限らず、人文学、社会学の視点に
立ったものも、幅広く募集します。なお、2019年度は、1件当たり、直接経費と間接
経費を合わせて300万円上限でしたが、2022年度は、上限が300万円のものに加え、上
限1000万円のものが新設されています。

締め切りが6月15日正午となっております。大変短くて恐縮ですが、ふるってのご応
募、何卒、よろしくお願いいたします。

お問い合わせがありましたら cris-info @ nii.ac.jp までお願いいたします。


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