[image 00897] CFP: 1月CVIM研究発表会(PRMU・MVE・SIG-MR共催)【申込み〆切11/3】

Takeshi OISHI oishi @ cvl.iis.u-tokyo.ac.jp
2014年 10月 16日 (木) 17:00:34 JST


image ML 各位

2015年1月に開催されるCVIM研究発表会(PRMU・MVE・SIG-MRと共催)
では発表を募集しています。
本研究会では奈良先端大の向川先生、Sandor先生や他の先生方による
特別講演も企画しています。
皆様の多数のお申込み、ご参加をお待ちしております。

CVIM研究会 大石岳史

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               CVIM2015年1月研究会 募集要項(第195回)
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【1月の論文募集】 次の3種類の論文を募集します.
(1) 『テーマセッション:質感の計測・認識・提示』
(2) 『ポスターセッション』
(3) 『一般セッション』

日時:	2015年1月22日(木),23日(金)

会場:	奈良先端科学技術大学院大学


発表申込締切:	2014年11月3日

原稿締切:	2014年12月15日

申込方法:	情報処理学会のWebページ(URLは以下)の「発表申込」より申込み.
	https://ipsj1.i-product.biz/cgi-bin/ipsjsig/menu_jp.cgi?sig_div=CVIM

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	※ 研究会への連絡事項に,以下を記載下さい.
	・論文種別
	「テーマ」
	「一般」
	「ポスター」
	・コメント制度希望の有無 (詳細は以下URLをご参照下さい.)
	http://cvim.ipsj.or.jp/index.php?id=comment
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	申込・照会先:
	槇原 靖(大阪大学)	E-mail:makihara @ am.sanken.osaka-u.ac.jp	
	CVIM研究会事務局	E-mail:sig-cvim-office @ am.sanken.osaka-u.ac.jp	

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我々人間は,視覚から得られる情報により,物体の「質感」を瞬時に理解するこ
とができます.具体的には,その物体の材質,堅さや柔らかさ,表面の粗さやな
めらかさ,さらには食品の鮮度など,様々な情報を網膜像より認識・予測するこ
とができます.近年,コンピュータビジョンやパターン認識の分野では,材質認
識や物体認識,品質管理などを目的として,質感を理解・認識しようとする試み
が行われています.しかし,画像の反射特性や形状など物体そのものの性質だけ
でなく,照明条件や視点の変化などの影響を大きく受けるため,画像のみから物
体の性質を求めたり質感を予測したりすることは,困難であることが知られてい
ます.一方,心理物理学分野においては,画像の輝度ヒストグラムと物体の光沢
度の関係のように,低次の画像特徴と質感の間に強い関係があることが示唆され
ています.また,ディープラーニングを用いた物体認識に代表されるように,脳
に近いメカニズムの工学的な有用性にも注目が集まっています.しかし,心理物
理学や脳科学などにおいても,人間の質感認知の特性やメカニズムについての研
究が緒についたばかりであり,今後の工学・心理物理学・脳科学などの多分野の
連携や学際的な研究がますます重要視されてきています.

そこで,CVIM研究会,PRMU研究会,MVE研究会,SIG-MR研究会では,この「質
感」についてより深く理解し,このような難しい課題に対してどのように取り組
むべきかを議論する場として,テーマセッション「質感の計測・認識・提示」を
企画致しました.本テーマセッションでは,視覚のみならず触覚や聴覚を含む質
感認知のための計測手法や認識手法に加えて,質感の提示手法に関する研究発表
を幅広く募集致します.また,これらの分野で先駆的研究を行われている方々の
招待講演も予定しております.奮ってご投稿・ご参加下さいますようお願い申し
上げます.

CVIM研究会では特に,質感の計測や反射特性の解析等に関する研究発表を幅広く
募集致します.陰影解析やインバースレンダリングに関する研究のみなら
ず,BRDF/BSSRDF/BTF等の計測・解析手法,表面下散乱や相互反射等のモデル化
とその応用,ライトフィールド・リフレクタンスフィールド等の光線領域による
物体表現に関する研究等も歓迎致します.
もちろん,これらテーマセッションに限らず,一般セッションの研究発表も募集
致します.この機会を,個別の研究会の枠を越えた議論の場としてご活用いただ
けましたら幸いです.

さらにCVIM研究会では,今回新たな取組みとなるポスターセッションでの研究発
表も募集致します.このポスターセッションでは特に,粗削りで完成度の低い研
究に対して敷居の低い発表の機会を設け,研究を発展させるための議論にじっく
りと時間をかけることの出来る場を提供することを目指しています.予稿は4
ページ程度でも良いこととしておりますので(もちろん長くても構いません),
テーマセッション,一般セッションでの研究発表とあわせ,奮ってのご投稿をお
待ちしております.


テーマ担当委員: 長原 一 (九大), 日浦 慎作 (広島市大)

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■ 注意事項・コメント制度

・発表申込後,「発表申込完了のお知らせ」に関するメールが自動発信されます.

・発表申込締切後の数日以内に,「講演申込受理のお知らせ」に関するメールが
発信されます.講演原稿の締め切り・要項・提出方法等に関する情報が記載され
ておりますので,記載された方法に従って原稿を提出下さい.

・万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照
会先にご連絡下さい.なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学
会研究会係にお願いします.(担当:研究会係 sig @ ipsj.or.jp)

・コメント制度を御希望の場合には,原稿提出の締切後に,コメント制度用の
ウェブページのURLを含めた申込確認メールが送付されます.研究会までに運営
委員より質問・コメントが記入される予定ですので,随時,コメント制度用の
ウェブページを御確認下さい


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