[image 02540] 第3回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2017)開催案内

Takeshi Kurata kurata @ ieee.org
2017年 7月 18日 (火) 17:47:51 JST


Image MLの皆様

産総研の蔵田と申します。

第3回産総研・人間情報研究部門シンポジウム SHI2017 (2017年9月26日 (火)
10:00-18:00、産業技術総合研究所 つくばセンター)の開催案内をさせていただ
きます。みなさまのご参加お待ちしております。

<< 第3回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2017)開催案内 >>

・テーマ:超多様化社会に向けた標準・認証・制度づくり:モノ中心から人間中心への動き
・日 時:2017年9月26日 (火) 10:00-18:00
・場 所:産業技術総合研究所 つくばセンター 共用講堂 
・参加費:無料
・主 催:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域

参加は無料です。プログラム詳細(更新情報含む)と事前登録は下記にてお知らせいたします。
http://www.dh.aist.go.jp/jp/general/shi/2017.php

---

■御挨拶

第3回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2017)のテーマは「超多様化社会に向けた標準・認証・制度つくり:モノ中心から人間中心への動き」です。高齢化、少子化、国際化により、日本に暮らす人々の多様性は今までになく大きなものとなっております。そのような多様性への対応は大きなビジネス機会であり、また、社会貢献でもあります。人間特性の多様性を知り、モノやサービスを駆使してそれに対応していく、まさしく人間中心の思想がこの対応策の原点です。人間情報研究部門のメンバーは、人間中心思想に基づく人間計測、モノやサービスの品質評価、さらには、それを推進する組織経営のガイドラインにかかる標準策定に関わっています。

シンポジウムでは、多様化社会における弱者−子ども、高齢者、障害者の生活安全、利便、健康を支えるための標準や、それに基づく認証制度を紹介して参ります。さらに、新しい動向として、従業員の労働の品質評価、サービスの品質評価などの標準化についても俯瞰します。また、最新のVR・ARが、ユーザである人間に与えるさまざまな影響や効果を標準化していく動きについて、パネルディスカッションで意見交換をいたします。今回は、つくば開催です。昼休みには、つくばの研究室見学とのポスターセッションを用意いたしました。研究者と個別にディスカッションいただきながら、人間情報研究最前線を知っていただければと思います。お忙しい時期と存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加いただければ幸いです。

産総研 人間情報研究部門長 持丸正明
                               
---

■プログラム *多少変更の可能性もありますので、上記サイトでご確認下さい。

セッション1 「Human Centered Organizationのススメ」
持丸 正明  産総研 人間情報研究部門 研究部門長 
「超多様化社会に応える人間中心思想をモノからサービス、そして組織経営へ」

セッション2 「キッズデザインで創る生活安全価値」
杉山 智康 様 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
「キッズデザインガイドラインと認証の取り組み(仮題)」
西田 佳史   産総研 人工知能研究センター
「社会問題を産業に変換する試みとしてのキッズデザイン」

(昼食休憩 及び オープンハウスとラボツアー *後日、参加申し込みとは別に事前受付をする予定です)

セッション3「アクセシビリティ配慮への期待と普及」 
高橋 玲子 様 株式会社タカラトミー 
「アクセシブル・デザインの標準化 --その課題と可能性--(仮題)」
伊藤 納奈   産総研 人間情報研究部門 
「高齢者障害者配慮規格の技術基盤構築」

セッション4 「効率からQuality of Workへ」
岩井 匡代 様 三菱電機株式会社 
「100年ライフ時代の人が主役となる新たなものづくり〜労働価値の変換と経済成長に向けて〜」
三宅 秀之 様 大日本印刷株式会社 
「製造現場における生体計測の応用可能性とQoW指標への発展」

セッション5 「サービス標準化の国内外動向」
藤代 尚武 様  経済産業省 産業技術環境局 
「サービス分野の標準化と新たな基準認証の在り方について」
石原 遥平 様  株式会社スペースマーケット 
「シェアリングエコノミー・モデルガイドラインに基づく認証制度(共同規制)の取り組み(仮題)」
山本 吉伸   産総研 人間情報研究部門 
「観光サービスの問題意識と標準化」

ワークショップ「AR・MR・VRの標準化:技術の未来と人との共生のために」
モデレーター:持丸 正明 産総研 人間情報研究部門 研究部門長
話題提供 
話題1:兵頭 啓一郎 様 コニカミノルタ株式会社 「ディスプレイを身につけると....−使用者への影響−」
話題2:坂田 礼子 様  三菱電機株式会社 「ダイナミックサイニングの標準化(仮題)」
話題3:蔵田 武志     産総研 人間情報研究部門 「PDRのベンチマーク標準化」 
話題4:渡邊 洋      産総研 人間情報研究部門 「映像の生体安全性評価の標準化」

***********************************************
Takeshi KURATA, Ph.D. AIST, Japan
kurata @ ieee.org, t.kurata @ aist.go.jp
http://staff.aist.go.jp/t.kurata/



image メーリングリストの案内