[image 03809] [開催直前]ViEW2019 参加WEB登録 (12月02日 12:00まで)と電子版講演論文集・概要集公開のお知らせ

NAKAMURA, Akio nkmr-a @ cck.dendai.ac.jp
2019年 11月 26日 (火) 11:30:35 JST


image-MLの皆様
(複数のメールを受け取られた場合はご容赦ください)

東京電機大学の中村と申します.
ViEW2019プログラム委員長を務めております.

ViEW2019開催まで,ちょうど1週間となりました.
参加登録は昨日11.25時点で500名を超えております.
まことにありがとうございます.
皆さまの期待の表れと認識し,関係者一同身が引き締まる思いでございます.

参加WEB登録〆切 (12月02日 12:00まで) と 電子版講演論文集・概要集公開をご
案内いたします.

まず,参加WEB登録〆切が【12/02(月) 12:00】に迫りました.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/guide.html
当日受付より4,000円も安く,しかもスムーズな入場が可能となります.
是非ご利用ください.
(もちろん,当日会場にての参加登録も受付いたします)

また,ViEW2019では,講演論文集・講演概要集をご用意しております.
  ■講演論文集はフルレンクス原稿をまとめたものです.
     こちらは電子版のみであり,11.25からWEB公開しております.
     http://www.tc-iaip.org/view/2019/index.html
     http://www.tc-iaip.org/view/2019/proceedings.html
     【参加登録済の方のみ閲覧】いただけます.
     事前にお手持ちのPCやタブレット端末にダウンロードして
     会場にお越しください.
  ■講演概要集はタイトル,概要文,キーワード,簡単な図を
     OS,ISのセッション単位でまとめたものです.
     こちらは電子版と印刷版があります.内容は同一です.
     電子版は11.25からWEB公開しており,【どなたでも閲覧】いただけます.
     http://www.tc-iaip.org/view/2019/index.html
     http://www.tc-iaip.org/view/2019/webAbstracts/
     印刷版は会場にて冊子体としてお渡しいたします.メモを記入するなど
     ご自由にお使いください.
     (※昨年までのダイジェスト原稿提出は廃止しました)

ViEW2019会場ではWi-Fiの設備もございますが,利用者の集中が予想されるため,
常に安定したネットワーク回線をを提供することは困難です.
是非,ネットワーク環境の整った会社・学校・ご自宅での事前ダウンロードにご
協力願います.

前述の通り,電子版講演概要集は参加登録なしでどなたでも閲覧いただけます.
当日の聴講時だけでなく,ご参加を検討されている方向けとしてもViEWでの講演
内容を知るためにも貴重な情報源となっています.
お近くでViEWへの参加をご検討なさっている方に是非お知らせいただければと思います.

横浜にて皆さまにお目にかかることを楽しみにしております.

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ViEW2019 ビジョン技術の実利用ワークショップ
「実世界を見る・観る・視るビジョン技術」
http://www.tc-iaip.org/view/2019/

日時: 2019年12月5日(木),6日(金) 
会場: パシフィコ横浜 アネックスホール

公知日:           2019年11月25日(月)
WEB登録〆切: 2019年12月02日(月) 12:00

主催: 公益社団法人 精密工学会 画像応用技術専門委員会
実行委員長:           楜澤 信 (AGC)
プログラム委員長:  中村 明生 (東京電機大学)

―――――――――――――――――< http://www.tc-iaip.org/view/2019/ >
Vision Engineering Workshop (ViEW)は,その名の通り,画像処理とその応用技
術の実利用化に関するワークショップです.1989年以降,外観検査をはじめとし
た画像処理技術の産業応用を根幹に据えながらも,時代の要請に呼応して応用対
象を貪欲に拡大し,極めて幅広い分野を網羅しております.毎年12月初旬に横浜
の地で開催され,約100件の講演に対し,500名の皆様にご参加頂いております.

2019年現在,第三次AIブームといわれるようになってから数年が経過しておりま
す.画像処理の分野においても,深層学習の登場以来,大量のデータが得られる
対象に関してはそれまでの数十年では取り扱いが困難であった問題の一部が解決
されるようになり,一般的に期待感が高揚しています.このブームの行く末は分
かりませんが,実世界における画像処理技術に関して,広い応用事例を通して足
もとを見つめ直し,未来へ向けた議論ができる場の提供を企図して,テーマを
「実世界を見る・観る・視るビジョン技術」と設定しました.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/view.html

口頭発表4件,インタラクティブ発表74件,ViEW独自のハイブリッドオーラル発
表14件(重複あり)と多くの貴重な論文をご投稿いただきました.この場をお借り
してお礼申し上げます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/program.html

以下,特別講演,特別企画セッション,オーガナイズドセッション,その他につ
いて簡単にご紹介します.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/special.html

特別講演に関して,1日目は,日米を股にかけて活躍されている認知神経学者・
下條信輔 氏 (カリフォルニア工科大学教授) をお招きして「機械は人間を超え
るか 〜見えるものと見えないもの〜」のタイトルで,アモーダル知覚や多感覚
可塑性などの実例を踏まえてAI技術の今後の方向についてお話いただきます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/specialHTML/specialLecture.html#SP1
2日目は,西ヶ谷 力哉 氏 (NHKエンタープライズ),林 伸彦 氏 (NHKアート) を
お招きして「チコちゃんに叱られる 制作の舞台裏」のタイトルで,NHK・「チコ
ちゃんに叱られる」の舞台裏やなぜ幅広い世代の人を引き付けるのか?その人気
の秘密に迫っていただきます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/specialHTML/specialLecture.html#SP2

特別企画セッションに関して,1日目のSS1「世界をリードする若手研究者が覗く! 
最新AIの世界」では最近の日本のAI研究に対して「こうするべき」「こう変えて
いきたい」といったことを考察するきっかけとしていただきたいと考えます.最
新AI技術の実応用に関して,様々な視点から「見る・観る・視る」議論を喚起し
ます.シモセラ エドガー 氏 (早稲田大),立野 圭祐 氏 (Google),渡邊 陽介 
氏 (ZOZOテクノロジーズ) をお招きし,フレッシュな目で「覗いた」最新AI技術
の紹介・有益な提言をいただきます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/specialHTML/specialSession.html#SS1
2日目のSS2「VIEWとは!? 多様な「視点」の再考」ではVIEWという行為を広く捉
え直し,多様な視点でものごとを再考するきっかけとしていただきたいと考えま
す.最新AI技術の実応用に関して,様々な視点から「見る・観る・視る」議論を
喚起します.仰木 裕嗣 氏 (慶應義塾大),西田 佳史 氏 (東京工業大),菊水 
健史 氏 (麻布大) をお招きし,それぞれ「こどもの視点」,「ハンディキャッ
パーの視点」,「動物の視点」という3つの話題をご提供いただきます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/specialHTML/specialSession.html#SS2

オーガナイズドセッションに関して,OS1「基礎・認識: 理解し,説明する! 最
先端学習技術」,OS2「メディア・映像: ディフェンスからオフェンスへ! ビジョ
ン技術とエンターテインメント応用の発展的融合」,OS3「産業応用: 端(はた)
から見るか? 央(なか)から見るか? AI技術の産業展開」,OS4「ロボット・3次元
・計測: 実環境で活躍せよ! 本当に役立つタフなロボット・AI技術」を企画して
おります.
OS1は,学習技術に関する最新動向の一端を紹介するとともに,その得手不得手
について考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えます.牛久 祥孝 氏 
(オムロンサイニックエックス),山下 隆義 氏 (中部大) にご講演いただきま
す.
OS2は,ビジョン技術とエンターテインメント応用の融合について考察・議論す
るきっかけとしていただきたいと考えます.川喜田 裕之 氏 (NHK技研),花井 
裕也 氏 (ライゾマティクス) にご講演いただきます.
OS3は,産業分野においてAI技術やその問題点をどういった視点・立ち位置で捉
えるかについて考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えます.恵木 
正史 氏 (日立製作所) にご講演いただきます.
OS4は,実環境に耐えうるタフなロボット・AI技術とは何か,その発展のために
必要となる視点・考え方について考察・議論するきっかけとしていただきたいと
考えます.大野 和則 氏 (東北大),全 邦釘 氏 (東京大) にご講演いただきま
す.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/specialHTML/os.html

その他,1日目には,外観検査アルゴリズムコンテスト2019の結果発表と表彰式,
懇親会,2日目には,優秀な研究発表に対する「画像応用技術専門委員会 小田原
賞」,優秀な若手研究者に対する「ViEW 若手奨励賞」の授与式を行います.

さらに,ViEW2019ではインタラクティブセッションのディスカッションの様子を
会場内に中継する新たな試みを行います.様々な形態の講演を混合させるViEW独
自のハイブリッドセッションを進化させ,参加者にとってより有意義なワークショッ
プになるようチャレンジしていく予定です.

産・官・学のすべての研究者,技術者ばかりでなく,画像処理とその応用技術の
実利用に関心をお持ちの皆様の参加を,実行委員会・プログラム委員会一同,心
からお待ち申し上げます.
⇒ http://www.tc-iaip.org/view/2019/guide.html
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■ 企画
◎ 特別講演1: 下條 信輔 氏 (カリフォルニア工科大学教授)
                    「機械は人間を超えるか 〜見えるものと見えないもの〜」
◎ 特別講演2: 西ヶ谷 力哉 氏 (NHKエンタープライズ),林 伸彦 氏 (NHKアート)
                    「チコちゃんに叱られる 制作の舞台裏」
◎ 特別企画セッション1: 世界をリードする若手研究者が覗く! 最新AIの世界
◎ 特別企画セッション2: VIEWとは!? 多様な「視点」の再考
◎ 画像応用技術専門委員会 小田原賞
◎ 画像応用技術専門委員会 ViEW若手奨励賞
◎ 懇親会
詳細はwebsiteをご覧下さい⇒http://www.tc-iaip.org/view/2019/special.html
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■ 精密工学会誌「ViEW+DIA」特集号論文の企画
                         ゲストエディタ:未定
毎年,精密工学会誌におきまして,「ViEW+DIA」特集号を組んでおりますが,
今回も特集号を組むことが決まっています.優秀な講演を推薦いたします(査
読はございます).是非,講演+論文投稿をお考えください.
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■ お問い合わせ
 アドコム・メディア(株)内 画像応用技術専門委員会事務局 ViEW2019 係
 TEL:     03-3367-0571
 e-mail: iaip @ adcom-media.co.jp
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なお,以下は特別企画セッション,オーガナイズドセッションのオーガナイザー
からの企画内容や意図に関する説明です.
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特別企画セッション1: 世界をリードする若手研究者が覗く! 最新AIの世界
オーガナイザー: 片岡 裕雄 (産総研),井上 中順 (東京工業大), 明石 卓也 (
岩手大
概要
 日本のAI研究者は、現在プレゼンスの向上を目指してAIブームをふりかえりつ
つ、次の一手を模索している状況といえます。 
 本特別企画セッションは、最近の日本のAI研究に対して「こうするべき」「こ
う変えていきたい」といったことを考察するきっかけとしていただきたいと考え
ます。また、最新AI技術の実応用に関して、様々な視点から「見る・観る・視る」
議論を喚起します。 
 基調講演では、今まさに世界の第一線でご活躍されており、今後さらに世界の
AI研究を牽引されるであろう若手研究者を講師としてお招きし、フレッシュな目
で「覗いた」最新AI技術の紹介・有益な提言をいただきます。 
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特別企画セッション2: VIEWとは!? 多様な「視点」の再考
オーガナイザー: 戸田 真志 (熊本大),青木 広宙 (公立千歳科技大)
概 要
 日常的に我々が行う「VIEW / 見る・観る・視る」という行為は、時間、空間、
周波数など、多様な軸における「ある断面」を切り取るものです。
 本特別企画セッションは、VIEWという行為を広く捉え直し、多様な視点でもの
ごとを再考するきっかけとしていただきたいと考えます。
 基調講演では、日頃我々が慣れ親しんでいる「ある断面」のすぐ外側に位置付
けられるものとして、「こどもの視点」、「ハンディキャッパーの視点」、「動
物の視点」という3つの話題について、それぞれの最前線で活躍されている方々
を講師としてお招きし、参加者とともに、これらの「ある断面」の間で、何が類
似していて、何が異なるのか、 について議論していきます。 
=================
オーガナイズドセッション1: 基礎・認識
        理解し、説明する! 最先端学習技術
オーガナイザー: 西山正志(鳥取大),高橋徹(NEC)
概 要
 学習技術の実応用にあたり、認識性能の高精度化というこれまでの視点に加え、
認識の成否の原因・理由に関する説明の視点が求められます。いわゆる
Explainable AIが重要であり、また、それを人に伝えるための表現技術
Vision-Languageが必要となります。
 本セッションは、学習技術に関する最新技術の一端を紹介するとともに、その
得手不得手について考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えます。
 基調講演では、Explainable AIの観点からは、認識時に何を見ているかを表現
する深層学習のアテンション機構について、Vision-Languageの観点からは、画
像認識の技術と自然言語処理技術の融合について、それぞれ最先端の研究をされ
ている方々を講師としてお招きし、学習技術の現実に関して見解をご開陳いただ
きます。
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オーガナイズドセッション2: メディア・映像
        ディフェンスからオフェンスへ! ビジョン技術とエンターテインメント応用の発展的融合
オーガナイザー: 望月貴裕(NHK技研),飛谷謙介(関西学院大)
概 要
 画像や映像から様々な情報を正確に抽出するビジョン技術は着実な進歩を遂げ
ています。これをあえて「ディフェンス」の視点とすると、AR・VR技術、プロジェ
クションマッピング、実写とCGのリアルタイム合成などは「オフェンス」の視点
に基づくものといえ、特にエンターテインメントに大きく関連します。
 本セッションは、ディフェンスであるビジョン技術とオフェンスであるエンタ
テインメント応用の融合について考察・議論するきっかけとしていただきたいと
考えます。
 基調講演では、関連分野をリードしている講師の方々をお招きし、見るものを
楽しませる「オフェンシブな技術」の魅力について語っていただきます。
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オーガナイズドセッション3: 産業応用
        端(はた)から見るか? 央(なか)から見るか? AI技術の産業展開
オーガナイザー: 早瀬光浩(豊橋創造大),野村安國 (ディスコ),藤原孝幸(北海
道情報大)
概 要
 AI技術導入の波は産業分野にも押し寄せています。しかし、「機械の判断への
嫌悪感」、「判断がブラックボックス」「現状の実力以上の過度な期待」などの
問題が山積しています。問題解決にあたり、能動的に関わるか、受動的に過ごす
のか、は導入の効率に大きく影響します。
 本セッションは、産業分野においてAI技術やその問題点をどういった視点・立
ち位置で捉えるかについて考察・議論するきっかけとしていただきたいと考えま
す。
 基調講演では、現場の問題とAI技術の産業展開について、造詣が深い方々をお
招きし、研究開発活動を俯瞰していただきます。
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OS4: ロボット・3次元・計測
        実環境で活躍せよ! 本当に役立つタフなロボット・AI技術
オーガナイザー: 秋月秀一(中京大),山下淳(東大)
概 要
 本当に役立つロボットを考えるとき、屋内の整備された環境における産業用ロ
ボットを指す時代が長く続きました。しかし、最近はAI技術の進展も相まって、
モデル化が困難な非整備実環境へ活動の場が広がりつつあります。
 本セッションは、実環境に耐えうるタフなロボット・AI技術とは何か、その発
展のために必要となる視点・考え方について考察・議論するきっかけとしていた
だきたいと考えます。
 基調講演では、時々刻々と変化する実環境におけるロボット・AI技術に関して
深い知見を有する方々を講師としてお招きし、現状の問題点と将来への希望につ
いて熱く語っていただきます。
=================

以上です.


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  中村 明生  NAKAMURA, Akio, Ph.D.
  nkmr-a @ cck.dendai.ac.jp
  ものづくりセンター長 / 教授
  Director of MONOZUKURI Center / Professor
  東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科
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