特別講演

【特別講演1】
辻井潤一(産業技術総合研究所 人工知能研究センター)
「実世界に埋め込まれる人工知能 ―現状と展望―」

概要:環境からのデータの取得(センサー、IoT)、実世界での行動(ロボティクス、自動走行)という2つの技術分野が急速に発展したことで、現在の人工知能は、抽象的な知能の研究から、実世界での挑戦的な課題を解決する技術になってきている。情報の世界だけで機能していた人工知能が、物理的な世界とより緊密な関係をもつことで、その応用範囲は非常に大きなものとなった。人工知能研究は、次の飛躍への転換期を迎えている。本講演では、2015年5月に発足した国立研究法人産業科学総合研究所・人工知能研究センターでの研究活動を中心にして、人工知能研究の現状とその展望について議論する。

【特別講演2】
岡野原 大輔 (Preferred Networks / Preferred Infrastructure)
「実世界の人工知能 ―自動運転,ロボット,ライフサイエンス,アートクリエーション―」

概要:深層学習を中心とした人工知能技術が実世界でどのように使われているのかについて紹介する。これらの技術は既に画像認識、音声認識、機械制御、異常検知など様々なアプリケーションで利用されている。本講演では人工知能技術の最先端を紹介すると共に、自動車、ロボット、バイオヘルスケア、アートクリエーションなどのアプリケーションにおいて人工知能がどのように活用されているかについて述べる。